MESSAGE代表メッセージ

高校教員免許1種。セミナー講師歴12年。
名門塾講師歴7年の経験を持つ。
QUESTION01
生き方改革塾を始めたきっかけは?
もともと大阪府の公務員で心理職として勤務しており、振り返ると発達障害の方々と接する機会が多かったように感じました。必ずしも全てではありませんが発達障害の方々は思っていることの発信の仕方が独特だったり、受け止め方の歪みなどがあり、そのため親子関係を築くのが難しかったりする中で、結果的に養育困難、虐待、不登校など様々な問題を抱えるに至ってしまった、そんな風に見えることが多々ありました。そして私自身を振り返ってみたときに、落ち着きのなさや、友だちからの誤解など、似た因子を持っていることに気づきました。私はそのような状況を、たまたまいい師匠(この方に速読他能力開発を習いました)や、自分自身、その先の技法を独自に開発し、自分の適性発見に至りました。私はたまたまそういう環境が与えられたのですが(そういった場を見つけてくれた母に感謝しています)、じゃあそういった場や人に出会いがない人はどうしているのだろうというと考えるようになりました。
その後、臨床心理士の資格を取得しカウンセリング業で開業したのですが、当初はカウセリングのお客さんは全く集まりませんでした(今ではありがたいことに予約2ヶ月待ちです)。クライエントが集まらなかったときには、こんな時代なのでアフィリエイトやPPC広告などのインターネットを活用したビジネスも同時に手がけていました。おかげで、餓死せずに今に至っています(笑)。インターネットビジネスの業界ですごい人たちとの出会いを経験し、感じたことが一つあります。「なんだかこれまで関わって来た人に似ているな・・・」。全員が全員ではないのですが、「話が長い(どこに着地するんだ?)」とか「話しているときに一方的に決めつけて話される」、中には「すぐキレる(特に金銭絡み)」など、なんだか発達障害っぽさを感じる場面がそれなりにあったのです。「なんでなんだろう?」と思い返したとき、発達障害の方は、一つのことをとことん突き詰めるとすごい才能を発揮しやすいことと、アフィリエイトという特性上、文章を書くことが必要になるのですが、例え会話では話が長くても、文章だと読み返すことで、一度書いたこ事を推敲しながら考えを整理することができるため、面と向かって話すよりも、ネットを介して相手とコミュニケーションを取る、アフィリエイトなどの仕事の方が得意なのではないか、そして才能が花開く人が多いのではないかと考えるようになりました。開業とインターネットビジネスに同時に関わったからこそ分かったことなのですが、コツコツ一つのことを極められるのも発達障害の武器だと改めて感じるようになりました。そこで、臨床心理士として、まずは私が受けて来たように能力開発を行おう、それでも生きにくいと感じる方の為にはインターネットを使った稼ぎ方を伝えようとの理念を持って、生き方改革塾を始めることとなりました。
QUESTION02
生き方改革塾のカリキュラムとはどのようなものですか?
まず、最初はその方の能力を見極めることから始めます。知能検査を含め、その方の能力の凸凹、つまり得意・不得意を見極めていきます。そうする中で、その方の特徴を当事者、家族、そして支援する生き方改革塾とで共有するのです。そうすることで、改善や支援は一気に加速していきます。
そしてまずはカリキュラムの最初のステップとして能力開発を行います。その際に、上記の得意・不得意の見極めが生きて来ます。発達障害は、大きくはADHD(注意欠如多動症;昔の注意欠陥多動障害。以下同)・ASD(自閉スペクトラム症;広汎性発達障がい(PDD))・LD(限局症学習症;学習障害)に分けられます。この中で能力開発という特性上、伸び代がたくさんある領域とあまり期待出来ない領域があるのですが、自己理解がよく出来ていて、かつADHDであったり、ASDで知的に高いタイプの場合は一定トレーニングにより、自己の高い能力を伸ばすことも出来、コミュニケーションスキルも向上し、社会適応が目に見えてよくなっていきます。彼らは自分のエネルギーの配分など向け方が上手くないだけなので、エネルギーの使い方をマスターしたらいいのです。例えば能力開発の一環として行っている一点集中(直径1.5cmほどの赤い丸を1分間集中して見る。その後の残像の時間を計測する)や、瞬間判断(塾内コンテンツなので、あとは入った方のお楽しみで)など、特殊な訓練を受けることで、自分のエネルギーの向け方、使い方、配分方法、持続力を上げる方法などを学んでいただきます。また次々目に入ることが気になる方のためには、速読マスターは最適でしょう。次々気になることを、本を読むスピードに置き換えるだけです。速読は、少なくとも読書速度が5倍~人によっては100倍以上になりますので、これをマスターするだけで、集中力が持続出来るようになるばかりか、同じ時間で読書、つまりインプット出来る情報量に100倍もの差が出て来るというものです。当然その方は他の方より「知識」という点で秀でることが出来ます。これはADHDの方に非常に効果が高いトレーニング方法です。
またASDタイプの方の場合、人が社会でほかの人と関わりながら生きていくために欠かせないスキルであるソーシャルスキルトレーニング(SST)等を実施することで、社会性や、コミュニケーションスキルがアップする場合が多いです。スモールステップに分けたカリキュラム構成になっていますので、出来る方にはどんどん学べる内容になっています。
全てではありませんが、相談を受ける中で感じることとして、発達障害の方は、一般の会社員として雇われていきていくのがしんどい傾向があるように感じています。なぜなら、自分が困っていることが分かっていても、相手に上手く伝えることが難しいし、よしんば、上手く言葉に出来たとしても、相手からは「それを決めるのはあなたではない」と心無い言葉が返ってくることが多いからです。ご相談を受ける内容の多くから考えられることは、今の世の中では、発達障害への理解が得られていなく、理解を得ようとすれば、手帳取得などの発達障害の方には目線を下げて比較的簡単で、単純な仕事内容を与えるアプローチが多いです。そういった日本の支援制度があること自体はありがたいことなのですが、生きがいや満足感という観点からは、消極的な支援方法と感じるものが、決して少なくないのが現状です。ですので、そういった能力開発だけでは、社会の窮屈さが変わらない方のためにも保険としての稼ぎ方をご用意させていただいています。
生き方改革塾の能力開発やインターネットビジネスサポートを通じて、苦手なものであっても出来る範囲内のことは克服していただき、社会の一員として能力を発揮できる力を身につけていっていただきたいと考えています。どんな分野でも自分が得意な分野で一番となり、インターネットビジネス等を通じて、情報や価値を発信する側になり、稼げるようになっていただきたいと考えております。
QUESTION03
HPをみている方へのメッセージをお願いいたします
生き方改革塾を通して、親子で共通の目的をもって取り組むことで、親子間で笑顔が増え会話がポジティブになっていくのを目の当たりにします。お子さん自身が自分に自信を持てるようになり、生き生きとした笑顔をするのを見ること、そしてそのお子さんを笑顔で見守る保護者の方の温かい眼差しを見れることが私の何よりの喜びです。「より生きやすい生き方」は必ずあります!その実現のために、何よりお子さんの笑顔のために、あなたも一緒に頑張りましょう!最初は少しずつかもしれません。しかし、絶対努力はあなたやお子さんを裏切りません。我々も最大限のサポートをします!あなたの知らないことを少しでも知り、お金を手に入れる方法もたくさん知ることで、生き方そのものを改革し、そして一緒に笑顔になりましょう!
<私も推薦します!>
医療法人弘生老寿サナトリウム副院長 川邉圭一先生より
“舩曳先生のセラピー(カウンセリング)や、SST(ソーシャルスキルトレーニング)を受けること”を強くお勧めします。
最近、発達障害は、一般にも医学的にもとても注目されるようになった疾患です。これまで生きにくいなあと漠然と考えておられた方々や、子育ての最中にお世話をしにくいなあと漠然と感じておられて、発達障害の情報を知り、当てはまっているのではないかと考え、精神科や小児科を受診し、診断を受けられるということが増えています。
今は、発達障害に効果があると言われている薬物も増えて来ました。しかし、発達障害の一番大切な治療は、カウンセリングであることは言うまでもありません。発達障害は、ある意味、発達が障害されているわけで、その発達を促進することが、生きにくさ、育てにくさを軽減する近道だと考えます。
そこで、ご自身もADHDの診断を受け、その障害の辛さ、生きにくさを充分に感じておられる船曳先生のケアはとても素晴らしく、患者さんの心の支えになりつつ、有効な治療を行なっていただけると信じております。ぜひ、推薦させていただきたいと思います。
医療法人弘生会老寿サナトリウム 副院長 川邉圭一
※)川邉先生とは、発達障害治療の支援チームとして、仕事をご一緒させていただき、私が最も尊敬する医師の一人です。発達障害の中で川邉先生でないと治療は受けないとおっしゃられるほど、信頼を絶大に寄せられる医師です。