発達障害と支援・補助ツール
精神科医が推薦するADHD克服カウンセラー舩曳です。
前回、見通しを持ちにくい、メモを取っても検索出来ず、困ってしまう発達障害の方の話をしました。
今回は少し大人寄りですが、発達障害を支援・補助・サポートしてくれるツールについてお伝えしていきます。
スマホ
鉄板中の鉄板ですね。
15年ほど前までは、ガラケー時代ですので、
「スケジュール機能付きのガラケー」
を選んで購入するように伝えていました。
しかし、今は大半がスマホなので、このスマホのスケジュール機能は使わない手はありません。
個人的な好みですが、
Android→ジョルテ
iOS→グーグルカレンダー
が使いやすいですね。
発達障害の、特に未来の状況において、今約束したことを忘れてしまうことが多々あるため、指示を受けたり約束をしたらすぐに、相手のOKをもらい、スマホのスケジュール機能に入力しましょう。
特に
・紙のスケジュール帳
と
・スマホ
とか
・複数のスケジュール帳
を持っている人は、必ずスマホ1つにまとめてください。
複数のスケジュール帳は全く意味がありません!
書くだけ書いて検索しにくい、あるいは、他のスケジュール帳を見ないと管理出来ないスケジュール帳に意味はありません。
「一元化出来る」
「後から予定を好きなだけ書き足せる」
この点において、スマホのスケジュール帳は飛び抜けて便利です。
活用しない手はありません。
お子さんの場合は、子どもに連絡帳は書かせつつ、先生とやり取りをすることも重要です。
めんどくさがる先生はいないと思いますが、持ち物などでミスが多い場合は、徐々に自分でやらなくなるため(失敗体験の積み重ねのため)、先持って成功体験に導く工夫が必要です。
タイマー
普通のキッチンタイマーで十分ですが、僕はアレクサを使っています。ゲームの辞め時やご飯の時間を知らせるなどのツールがあると、発達障害のお子さんは混乱が少なく済みます。もちろんお母さんの
「ごはんよ~」
で切り替えられる子も居ますが、入浴時間や、宿題に取り掛かる時間など、予め予測される、
「おしまいを決めるルール」
はいずれ必要になりますので、早いうちから慣れておくとよいでしょう。
キッチンタイマー→自分で設定させるのがポイントです。
アレクサ→「アレクサ、10分後にアラーム」で10分後にアラーム鳴ります。
Googleアシスタント→事前の音声登録が必要ですが、「OK Google。10分後にアラーム」で同様。
Siri→「Hey Siri(シリ)。10分後にアラーム」で同様
です。
本人にやらせるほうが、いずれひとり暮らし、自己管理が必要な場面で、こういうスキルは生きて来ます。
マインドマップ
これは、脳内整理用の無料アプリです。言いたいことをまとめるのに役立ちます。実際使いこなせると、非常に仕事ややるべきこと、あと作文や論文作成にも役立ちますので、こういうツールがあることは知っておいて下さい。
今日は優先順位が高い、発達障害用の支援・補助・サポートツールについてご紹介しました。
いずれの使い方についても、細かいルールや抜け道(スマホを持たせることによる弊害など)もありますので、その細かいところについては、個別にご相談下さい。
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発達障害用コミュニケーションアシストツール作成しました。
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