発達障害とパーソナリティ障害(依存や甘え、逃避)
精神科医が推薦するADHD克服カウンセラー舩曳です。
他のコラムでも先述しましたけど、発達障害+他の二次的な症状・障害で困っているご相談もお受けしますので、その中でも代表格、境界性パーソナリティ障害や、依存性パーソナリティ障害について、今回はお話したいと思います。
発達障害とパーソナリティ障害の関係性
直接的にはこれらの2つの障害は因果関係はないと言えます。しかし、一方で、医療や教育領域で関わるクライエントには、境界性パーソナリティ障害や依存性パーソナリティ障害の背景に発達障害があったり、
【主訴】
と言いますが、不登校(適応障害)の背景に発達障害があったりします。ただ発達障害が背景にあっても、医師とカウンセラー間で、今回主たる治療対象は
「パーソナリティ障害を扱おう」
と、ご本人には自覚がないままに治療が進むこともありますので、そのあたり、
「分かっていても、本人には伝えず、主たる症状だけ治療する」
という場面もあります。もちろん発達障害から派生する
「本人の特徴の見極めのため」
に心理検査を勧める場合もあります。そのあたり、見極めには注意が必要です。
なぜこれらは医療や教育領域で、よく見られ、なおかつ
「似たような症状として」
扱われるのでしょうか?
発達障害の固さ
もう何度も出てきた、
「発達障害の融通の効かなさ、すなわち固さ」
ですね。
これが不登校や、不適応行動、依存、甘え、逃避という形で定着する(=満たされる)と、その定着パターンから抜け出ることは難しくなります。
「発達障害は、適応であれ不適応であれ、一度定着するとパターンを変えにくい」
のです。
そのため、上記したような
・不登校
・適応障害
・依存関係(暴力で相手を脅す、「死ぬ」と言って相手をコントロールするなど)
・甘え(朝生活リズムを正さない・正せない、相手の嫌がることをしたり、言ったりして、自分のラクな方へ逃げる)
・逃避(自分のしたいことだけする。それが許されてきた)
という問題行動が定着したままになることが多い、あるいはこだわって抜け出すことが難しくなることが多いです。
発達障害ベースのパーソナリティ障害の治療法
これはテクニックでもあり、また医療機関により治療方針が異なる場合があります。そのため、一概に言うことは避けます。基本的には
「発達障害を理解しつつ、パーソナリティ障害の治療法」
をきちんとすれば、治療は可能です。
ただ、そこの医療機関の
「専売特許」
みたいなものですから、そこに今僕が言及すべきではないと思っています。
そのため、もしあなたのお子さんに上記のような、
【発達障害+パーソナリティ障害が背景にありそうな場合】
近くの医療機関に相談してみることをオススメします。
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