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発達障害の人が仕事を作るという発想

2018.01.9

発達障害の方が雇用されると考えるとどうしても前回お伝えしたようなことを避けて通ることは出来ません。

 

しかし、一方でこれは相談を受けたわけではないので、一部どころか主観まみれかもしれませんが、とある業界では発達障害を持っている方が活躍されている場所もありますので、こちらを今回はご紹介したいと思います。

 

社長という選択肢

その業界とは、経営者です。

簡単に言うと、お金をもらっている側だと、発達障害の方は自分に合わせて仕事を調整してもらうことは難しい(『自分だけが楽をしようとするな!』などと言われてしまう)のですが、逆にお金を払う側になれば、「給料払っているんだから、フォローはちゃんとしてよ。逆に仕事なくなると困るのあなただよね」と立場を上から言うことが出来るのです。もちろんあえて上から物を言う必要はありませんが、ものの例えです。

 

要は人に使われるから、コミュニケーションが苦手なことが足を引っ張ることになったり、企業のやり方に自分を合わせなくてはいけないから、自分は浮いてしまうのです。社長であれば、それは社長だからみんなと違って当たり前です。

 

実は私自身色んな方とお会いするご縁をいただくことが多いのですが、結構経営者の中には、濃い薄いはありますが、発達障害の因子を持っている人が少なからず居られます。

 

またインターネットの世界のビジネスも習い、教えていますが、こちらの業界でもアフィリエイター(商品を紹介する人)と呼ばれる方やコンテンツホルダー(塾でやり方を教える人など)で、月収100万とか年商が億を超えている人の中には少なくない数の方が発達障害を持っているように感じます。

 

おそらくですが、1つのことをとことん突き詰めないと気がすまない性格が、ビジネスの世界と合致するとこういう能力を発揮するんだなと思うことがしばしばあります。

 

発達障害でも成功する経営者とは

誤解がないように、成功している全ての経営者が発達障害だと言っているわけではありません。

 

ただ、インターネットの業界では発達障害の方の割合が多いですし、経営者の中でも一定数居られます。

 

彼らの共通する成功の因子というのも簡単にお伝えしておくと、

・自分を外から見ることも出来る(突っ走るときがあったとしても)

・自分の足りないところ・苦手なところを理解している。

・それを補うための人やツールを知っている。

・上手く行くまで諦めない。

・上手く行かない場合はとことんまで分析する。

 

ということがあるように感じます。要は自分を知り、自分という車をよく乗りこなしているんですね。

 

なので自分を知ることは発達障害の方の社会適応の第一歩でもあり、全ての答えでもあるのです。自己の障害を認められない限り、その方はどうしても壁に、それも早い段階でぶつかります。

 

経営者と言っても

経営者と言っても、今は税務署に書類を2枚提出するだけで、「個人事業主」にはすぐなれます。従業員0でもいいのです。

 

先程少しお伝えしたアフィリエイターの方などは、人を雇っている人もいますが、自分でされておられる方も多々居られます。

 

なので文章を書く力が必要になりますし、そのためにはたくさんのインプットが必要なので速読をお伝えしているわけです。

 

自分を客観的に見るためにも文章を書くことは役立ちます。

まずは個人事業主という選択肢を考えてみてもいいかもしれません。

手帳を取得していても個人事業主にはなれます。

 

まとめ

究極社会に自分を合わせるか、自分に社会を合わせさせるかです。

ただ後者の場合は、ビジネスの根本であったり、あることを知らなければなりません。

 

これは塾生だけの内容なのでブログに書くことは出来ません。

入塾してからそういった選択肢が世の中にはあり、既に上手くやれている人が山ほど居ることも是非知ってもらいたいのです。

 

知らないだけで、あなたの生き方の選択肢は無限にあるのですから。