発達障害の子に会話の間や「待て」を教える
精神科医が推薦するADHD克服カウンセラー舩曳です。
細かいことですが、相手の話終わりを待てない子ども(大人も?(笑))が居られます。
そういった場合の対処法について今日はお伝えします。
会話の間について
「会話の間」
とは、
【相手の会話のターンが終わるまで待てること】
です。
要は
「相手の話し終わりを待たずに自分の話を食い気味に話してくる子」
のことですね。
決して悪いことではないのですが、これは、社会人経験を積む中で、大きなハンデとなってきます。
「相手の話を聞けない=悪気がないのに、相手を尊重していないように見られる=発達障害の子が誤解される」
ためです。
理想は待つことなんですが、待つが出来ない子に対してどう関わっていったらいいのでしょうか?
効果的な「待て」とは
これは保護者であるあなたが、ある程度会話が上手、冗長ではない、要点をしっかり踏まえている、他の人からは
「あなたの説明は分かりやすい」
と言われる。
これらが出来ている場合、非常に効果的な方法です。
それは
【発達障害の子が割り込んで来ても、無視をすること】
です。
よくある間違いが、発達障害の子が食い気味に話して来た瞬間に、
「待つのよ」
と注意する方が居ますが、これは逆効果になる場合があります。
誤解をして欲しくないのですが、発達障害の子にとって、叱られることであっても、相手の話を遮り、自分の会話に持っていければ、それは成功体験なのです。
であるなら、
「保護者や相手が反応すること、そのものがご褒美になります」
そして話は脱線したまま、要点が分からないまま時間が進んでいく・・・
これって不毛だと思いませんか?
無視のやり方
全く無視でもいいのですが、図のように
「手で制する」
のが効果的です。
「今は待つのよ」
を言葉ではなく、手でやるのです。
一段落付いたら、話を聞いてあげたらいいでしょう。
間違っても、発達障害を持つ子のペースで会話を切ってしまうことは、後々相手の話を聞けない子になってしまうため、それは出来るだけ早く、
【会話の間】
を覚える方が望ましいです。
全ては視覚化で学習させる
以前お伝えした
「紙とペン」
で会話を脱線させない方法についてお伝えしましたが、今回の視覚的なヒント(手で制する)も、根本は同じです。
「本人の注意が向きやすい、視覚的なヒントを与える」
ことで、発達障害の子は、
「気付く子は気付きます」
あるいは、事前ルールで
「私がこうしたとき(手で制する動作をしたとき)は、口を瞑るのよ」
と約束しておいてもいいでしょう。
数回でもうまく行けば、待てる子は待てるようになります。
それでも、一定数話し続ける子が居ることは間違いないのですが。
視覚的手がかりについて、他にももっと知りたいという方が居られたら、是非以下のLINEまで、個別にご連絡ください。
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