会話の中で一方的に話してしまう

学校場面でも、家庭の場面でもよくあることですが、

 

【子どもが一方的に話してしまうこと】

 

にお困りの方が多いようです。

話したい気持ちを抑えるべきか

学校や幼稚園など一定のルールがある場所で起こりがちなのが、先生などの価値観などによる、「人が話すときは黙って聞いておこうね」という言葉です。

 

もちろんおっしゃっていることはよく分かるのですが、発達障害を持つお子さんの場合、そもそも「自分以外の○○くんが話しているから、待っておくべき」という発想はそもそもありません。

 

自分が話したいと思ったときが口を開くタイミングなのです。

 

では、そのままでいいかと言うと、お子さんがどんどん大きくなるに連れ、

話す順番が待てない=集団から仲間はずれにされてしまうリスク

が大きくなっていきます。いわゆる「集団から浮く」「集団から異質と思われる」ということですね。

 

では、『○○くん、今は黙っておこうね』と言っても通じるものではないことは、みなさんの体験からもお分かりのことかと思います。

 

なんで話す順番が待てないのかを把握する

まずお子さんの話すことが待てない理由を出来るだけ正確に把握しておく必要があります。

 

1.話したいときに話さないと忘れちゃう

2.そもそも会話に順番があることを知らない

 

大きく分けるとこの2つに分類されます。

小さい頃はどうしても仕方ないのですが、文字を書くよりも話すことの方を先に覚えますので、何か意思表示をしようとおもったら、言葉で話すしかないわけです。

 

ですので、1.の今話さないと忘れてしまうから「今喋っているのだ」という認識は頭の片隅にでも置いておいて下さい。

 

いずれ文字が書けるようになってきたら、思ったことは紙に書くなどして待たせることは可能ですが、まずは以下の方法を試して見てください。

 

順番が分かるよう視覚的手がかりを

要は話すには順番があること、そのために見て分かるものが提示出来ればいいわけです。

 

よくあるのがスポンジボールなど見て分かりやすいものを使って、「これを持っている人が話すのよ」とお子さんに教えます。

 

出来るだけ端的に伝えてあげるとよいでしょう。

 

そして最初は短くていいので、『今日のご飯美味しかったね』『○○くんは新幹線が好きだものね』と話し手がボールを持って話してあげて下さい。最初は質問ではない方がいいです。

 

その後ボールをお子さんに渡します。

 

お子さんがボールを持っている時にお話出来たら、待つことが出来たことを褒めたり、喜んであげましょう。

 

もし途中でお子さんが話し始めるようでしたら、ボールを持っていることをボールを振ったり、ボールをこちらが持っていることを示しながら、その間は待つように気づかせてあげましょう。

 

この際、ボールをお子さんの目の前に差し出したり、お子さんの目線に下げると、パッと取ってしまうことがあります。

 

そうすると「奪って話せばいい」ということを学習してしまいますので、ご注意下さい。

 

学校場面では

学校場面でも、同じように話すときには手を挙げる、そうしない限りその子がいくら話し出しても「無視をすること」です。

 

くれぐれも『○○くん、当てられてから話そうね』とその子に話題を振らないようにして下さい。

 

正しい行動を教えるためには、間違えた方法や、望んでいない方法を取った場合は、無視をするか、正しい方法を教えることが一番です。

 

正しい方法については後述します。

 

【まとめ】

一方的に話すことが辞められないお子さんは「会話は順番があって待つことがあるもの」ということが理解出来ていないことがほとんどです。

 

視覚的に分かりやすいものを使って、話す順番とボールの持ち主が対応していることが分かるようにしていきましょう。

 

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