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明日からはいよいよ、新年度ですね。支援者として新しくスタートを切る方、また保護者としてお子さんに良いスタートを切らせてあげたい方には必見です。

さて、当事者の方から、

「 僕の適職は先生から見て、何だと思いますか? 」

「 私は一生細々と暮らして行くしかないんですかね? 」

と質問をされたとき、あなたはどう答えますか?

AIが登場し、定型発達の人の職業すらも50%は奪われてしまうかもしれないこの時代、上記のような質問を受けたら、あなたはなんと答えるでしょうか?

「 オレも自分のことで精一杯なんだよ! 」

「 発達障害はコミュニケーションある職場苦手やから、人と関わらない定型作業に就きなさい。楽だから 」

「 うん、我慢するしかないで。年金と足らずは生活保護でやっていこ 」

そう答えますか?

そもそもの質問、

「 障害者は夢を追っては行けないのか? 」

という、本質をついたものになっています。

某りんごのマークの故CEOも、某電球の発明家も、某ほうきに乗って空を飛ぶ魔法を使える映画の主人公の主演も、

「 発達障害らしい 」

と言われていますね。日本では、モデルの栗原類が母親と一緒に、

「 自分は発達障害である 」

とカミングアウトしました。

こんな時代に、

「 障害者だから、夢を諦めろ 」

というのはナンセンスとしか言いようがありません。

一方で、根拠なく、

「 先生はお前の夢応援しているからな 」

と訳の分からない趣味で食っていけると本気で思えますか?

ということで、それらに対する、あなたなりの答えを持っておくことは絶対必要です。

その上で、今回はたたき台になるものを、この本の中で取り上げています。

が、実は今日でキャンペーン、最終日なんですね。

コンテンツには自信があるので、24時を回ったら通常価格(4,980円)に戻します。半額で手に入るのは今のうちだけ。

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特典を一つ、今日中に削除します!

[発達障害の方に出会いが欲しいと言われたら?]

発達障害の方は、対人関係に対して、両極端なニーズを持っていたり、逆に

「 人のことは嫌いだけど、輪の中に入りたい 」

という一見矛盾したようなニーズを持っている方も居られます。

カウンセリングで関係性が深くなってくると、

「 僕は”出会い”が欲しいんです 」

と相談を受ける場面がよくあります。

完全に人嫌いの場合はその限りではありませんが。

・当事者の会
・発達障害支援センター
・就労移行支援事業所

など色んな出会いの場はあるのですが、少し想像してみて下さい。

「 お互い、コミュニケーション下手同士で、良好な関係を築けるのか 」

いかがですか?中には我が強くて、こちらを蔑んだり、見下したりする人がいることが想像出来ませんか?

また、中には既婚であったり、夫婦関係が破綻しかけの発達障害当事者の方から言われる”出会い”は少し意味合いが違って、

「 異性との出会い(あわよくば恋愛や性の対象としての) 」

を求めていることも、実はまあまああるのです。

特にグレーゾーンの方が、こういうことをおっしゃる傾向が高いように感じます。

さて、そういったとき、あなたが支援者ならどうお答えしますか?

なかなか難しい質問だと思うので、

「 レッツシンク!(3年A 組見てた人だけ笑ってくれたらOKです(笑) 」

もちろん、その回答もこちらでは、お答えしています。
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関係性が深くなれば、リアルで訴えて来られますよ?いや、本当にマジで。
そのとき、あなたは支援者として、ちゃんと向き合って答えられますか?

「 無理やから諦めろ 」

と伝えますか?

さてさて、いよいよ半額キャンペーンは明日までですが、個別相談出来るLINE@特典は今日で削除します。やはりこの価格、個別相談って一番コストかかるんですよね。でも言い換えたら、それは

【 あなたが一番得をする特典 】

に他なりません。

「 今後、個別相談する可能性があるかも 」

と思う方は、是非今日の間に手に入れて置いて下さい。
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発達障害の問題行動の正しい改善の方法とは?

「 この子の問題行動(不登校、窃盗、性的逸脱行動など)を治して欲しいんです 」

こういうご相談もかなり多いです。

発達障害の問題行動の背景には、

【 誤学習 】

というものが関係しています。

誤学習については本の中身でご確認下さい。

じゃあ、その誤学習を

「 強く叱ったら治るのか 」

「 カウンセリングを受けたら治るのか? 」

と言われると、改善はするかもしれませんが、ほんの微々たるものです。

なぜなら、本のサブタイトルでもある、”営業”という点で、

「 当事者にはニーズが全くない上、注意される相手を避けるようになるから 」

です。

そのため、正しく改善をするには、実はちょっとしたコツみたいなものがあります。

それは仕組みを理解するととてもカンタンに治っていくのですが・・・

そこは読んだ方のみの特典なので、ここでは書きません。

代わりに、やはり本を購入するとき、分かりやすいのは目次ですよね?判断材料にされている方も多いと思います。ということで今回は目次の紹介です。

もくじ

第1章:間違えたフォームを直すのは難しい – 5 –
(1)私は不幸である – 5 –
(2)間違えた対応とは – 7 –
(3)SSTを受けるメリット – 8 –
第2章:基礎知識編 – 11 –
(1)発達障害とは何か? – 11 –
(2)診断のために用いられる心理検査 – 27 –
(3)3つの症状が重複する原因 – 29 –
第3章:SSTが向いている発達障害 – 32 –
(1)本来のSSTとは – 32 –
(2)SSTに向いていない発達障害ADHD – 34 –
(3)服薬後のADHDへのSST – 38 –
(4)自閉スペクトラム症(ASD)のSST – 39 –
第4章:マインド編 – 41 –
(1)発達障害に関わる際のマインド – 41 –
第5章:行動分析編 – 51 –
(1)メモリが小さいことをちゃんと理解する – 51 –
(2)行動分析 – 53 –
(3)パフォーマンス・マネジメント – 55 –
(4)ターゲット行動の設定の仕方 – 61 –
(5)習慣化 – 69 –
(6)テクニック – 70 –
(7)事例紹介 – 73 –
第6章:生活管理編 – 78 –
(1)物の管理 – 78 –
(2)スケジュールや先の予定の管理 – 87 –
(3)行動が変わる伝え方 – 97 –
(4)決まりごと – 99 –
第7章:コミュニケーションスキル編 – 103 –
(1)発信と受信 – 103 –
(2)発信スキルの伸ばし方 – 103 –
(3)受信スキルは確認をすることで二度聞く – 109 –
第8章:生計編 – 115 –
(1)就労編 – 115 –
(2)大金を稼いでいる発達障害の多い業界 – 123 –
第9章:出会い方編 – 136 –
(1)「出会いが欲しいと」言われたとき – 136 –
(2)目的をはっきりさせる – 137 –
(3)オンライン(ネット)での出会い方 – 139 –
(4)異性との出会い – 142 –
(5)出会い系アプリ攻略 – 146 –
第10章:最後に – 150 –
(1)なぜこの本を読んでもらいたかったか – 150 –

本の中ではきれいに整っているのですが、
少しズレたのはご容赦下さい

いかがでしょうか?
あなたが知りたい内容が入っていますか?
今回はリンクを消していますが、本物は、目次からそのページに飛べるリンクを貼り付けています。

「 紙の本の方が好き 」

という方が居ることも知っていますが、本と異なり、目次からクリックで、目的とするページまでひとっ飛び。

「 あれ、どこに書いてあったっけ・・・? 」

と探すような手間も全く不要です。出来るだけ使いやすい工夫を盛り込みました(今後バージョンアップするかも?)

内容も濃くしすぎたので、後半になればなるほど、普通の出版社では書けない内容です。またここまで公認心理師や臨床心理士で書ける人も(プライドなんかがあって)ほぼ居ないと思われます。

はっきり言います。

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発達障害の問題行動はどうして身についたのか?

普通であれば、言ってはダメなことを言う、暴力的な言動、困ったらすぐ逃げる、こういった問題行動(不適応行動)は、保護者や先生からきっと注意されてきたはずです。

しかし、やったら怒られることを、今も継続してやり続けている。
今この本やタイトルに興味を持たれたあなたは、

「 そもそも、その行動ってなんで身についたのか? 」

と思いませんか?普通なら、注意を受けることで、問題行動は消えるのではないか?
それって発達障害なら全員同じ問題行動を出すものなの?と思うはずです。

発達障害当事者の課題ともなりますが、この問題行動を身につける経過には2つの理由があるのですが・・・

実はこの問題行動をいかに身に着けたのか、ちゃんと理由を説明出来る方や本は非常に少ないです。

時間が経過すると、当事者の問題行動はますます大きくなり、対処もしにくくなるのですが・・・

とりあえず2つの理由について、それぞれヒントを出しておきますね。

1つは、

『 当事者はその問題行動を身につける【必要があったから】』

もう1つは

『 時間 』

です。

実際その答えは全て本の中に載せさせていただきました。

学校の先生や、放課後デイの勉強家のスタッフや、就労支援事業所で働く謙虚な方たちからは、

「 この本を知ってよかった 」

「 今までは知らなかった発達障害の特性と対処法が理解出来た気がする 」

とのお声をいただいています。

3大特典も魅力的なようで、

「 これだけの質の内容を2,480円なんかで販売していいんですか? 」

というご心配の声もいただくほどです。

もちろん直接支援をする心理職、特に公認心理師や臨床心理士になりたてで経験が浅い方にも喜んでもらっています。

どこでもお読みいただけるよう今回はあえて、Kindle版にしました。すぐにダウンロードし、受け取ることが可能です。
今回はご購入いただける方に、1週間の期間限定(そのうち一つは6日目に削除します)で発売キャンペーン3大特典をお付けすることにしました。

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アマゾンから出版!

前回お伝えした、

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【禁断】発達障害の問題行動への修正SST:
支援のプロを名乗るなら、まず営業上手になりなさい
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

が、ついに今日から販売開始となります。前お伝えしていた「大手出版社」とは

【 アマゾン 】

です。そのため、すぐにダウンロードし、受け取ることが可能です。
今回はご購入いただける方に、1週間の期間限定で発売キャンペーン3大特典をお付けすることにしました。

 

◆特典1 半額キャンペーン
普段は4,980円で販売予定ですが、それを今回は半額(より少し安い)2,480円で販売します!
情報量の濃さと、絶対他の出版社からは出せない内容も書かれているため、この価格での販売は清水の舞台から飛び降りました(笑)。

 

◆特典2 15万円プレゼント
本の中身に一部触れるのですが、実は発達障害の方だけではなく、一般の方も知らない、当然合法的なお金の稼ぎ方を載せたマニュアルが記載されています。

 

◆そちらから15万円をお受け取り下さい。副業としてもばれない金額が稼げます。
慣れると1日5分ほどで3万円はすぐに稼げます。本を買うと10倍儲かるヒミツ、あなたも是非読んで確かめて下さい。
これは、「発達障害の自分はどうやって働いたらいいのか?」その答えにもなるものです。発達障害当事者の生き方に関わるヒントになります。

◆特典3 発達障害情報特別LINE@にご招待
普段のご相談の中で多い質問への回答や、発達障害当事者と関わる時のマル秘ポイント情報の配信、また個別に相談出来るLINE@へご招待いたします。

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販売開始します!

やっと審査が通ったので、出版社名も言えます!
アマゾンからKindle版で、
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【禁断】発達障害問題行動への修正SST(ソーシャルスキルトレーニングの略)
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が発売になりました。
 
めちゃくちゃ相談を受ける、先生や支援員からの質問に対して、アンサーをまとめたものになるので、現場で活用しやすいものとなっています。
 
本来20時に発表ですが、HPをお読みいただいている方にだけ先行で情報提供しますね!
購入はこちらから出来ます。
 
半額キャンペーン実施中。
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腹が立つ行動など不適応行動への適切な対処法

発達障害の治療と支援【生き方改革塾】臨床心理士の舩曳です。

 

きょうだいがいる場合に、より自分に注目を集めるために、保護者であるあなたの腹を立てさせたり、イラッとさせる行動をお子さんが取ることは、よくあることだと思います。

 

そういったときに、どう対処すると

 

■今後のことを含めて楽なのか■

 

ということについて、今回は伝えたいと思います。

 

◎その行動により何が起こっているのかを知る

実際学校場面等、集団ではこういった、自分に注目を集めるための、先生をイラッとさせるような、一見挑発とも見える行動を発達障害を持つお子さんがされることは、しばしばあることです。

 

・先生の発言にいちいち言葉を発する

・他児の挑発に乗り、立ち歩くなどで怒りを表現する

・聞いて欲しいときに、大人の言葉尻を捉えて、反応する

 

先程も伝えたように、周りから注目を集める、大人の気を惹くために、お子さんにとっては、上記の“行動は必要で意味のあること”なのです。

 

少し分かりにくいかと思いますので、説明をします。

 

普通に考えるなら、大人が『辞めなさい』『嫌だから辞めて』と言われるような行動は、子どもにとっても、そうする意味はないように思われます。なぜなら、立ち歩くと、叱られるなどの嫌なことがあるわけですから。

 

発達障害の有無によらず、一般的には子どもが取る行動には、

 

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

その行動を取るに足る十分なメリットがあった

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

 

と考えていきます。

つまり、お子さんにとって、

・先生の発言にいちいち言葉を発する

・他児の挑発に乗り、立ち歩くなどで怒りを表現する

・聞いて欲しいときに、大人の言葉尻を捉えて、反応する

ことは全て、そうするだけの“メリットがあった”と考えるほうが、行動を理解する上で役立ちます。

 

それは、

・大人からの注目であったり(特別扱い)

・授業の中断(自分がクラスの行動を支配した)

などの、一見すると分かりにくいメリットが、行動の裏に隠れていることが多いです。

 

 

ご家庭に置き換えると、

・そうすることにより、きょうだいより親からの関心を集められた(例え叱られたとしても)

・きょうだいに構っていた親が、自分の方を振り向いてくれた

という場合は保護者の意に反して、不適応行動は繰り返されます。

 

なぜなら、そうすることで、お子さんが欲しい、

 

【保護者からの関心や注目】

 

を集められるからです。

 

◎不適応行動への対処法

これは行動分析学という学問で説明が出来ます。

お子さんの行動は、不適応かもしれませんが、既に誤って学習されたものです。

 

そのため、もしその行動を辞めさせたいのであれば、

1.場面

2.結果

この2つを保護者であるあなたがコントロールする必要があります。

 

しかし、ここであなたは不思議に思ったはずです。

 

『だめな行動に対して、ちゃんと叱っているのに、それではダメなのか?』

 

 

はい、行動分析学に基づいて言うなら、“叱ること“は必ずしても、お子さんにとって罰にならない場合もあるのです。

 

ここはよく、【発達障害の子どもは空気が読めないから、叱られていることが分からずに、同じことを繰り返すんだ】という誤解もあるのですが、実際は、上に書いたような、誤学習の結果、発達障害のお子さんが不適応行動を発しているだけという場合もあります。

 

不適応行動を誤学習してしまった後の、正しい対処法は、

・無視をする

・大人側のテンションは一定のまま淡々と

・するべき行動を明確に

 

というものになります。

 

1つずつ説明をしていきます。

①無視をする

不適応行動に対して、学校場面の先生であれば、授業を中断して、その子を注意したり、叱ったりすることは、子どもからしたら、「狙い通り」なのです。

 

なぜなら、面白くない授業を中断したいし、自分に注意を引きたいのですから。

 

そのため、本来すべきこと(学校では授業、家庭では時間通りにご飯を食べる、入浴するなど)があった場合、それを止めることが出来るなら、お子さんにとっては、叱られた上で、十分旨味のある結果になっていると知って下さい。

 

そのため、無視をするとは次の対処法とも関連しますが、本来すべきことを止めないという意味で理解してもらえたらと思います。

 

②大人側のテンションは一定のまま淡々と

もうなんとなくお分かりいただけているのかと思いますが、大人のテンションが変わること、そのこと自体がお子さんにとってはご褒美です。

 

ボタンを押したら奇声を発するおもちゃと同じ感覚なのです。

 

であるなら、授業の中断や、食事時間に来ない子どもを叱ることは、これもまたお子さんからしたら、「やった!狙い通りだ!」となります。

 

そのため、もし正しい行動を教えるとしても、大人側は声を荒げたり、『こらっ!』と言うことは、あまり意味がなく、逆にお子さんからしたら、「思う壺」ということを理解しましょう。

 

③取るべき行動を明確に

行動とは、”誰が見ても、客観的で、測定可能なもの”のことを指します。

 

そのため、『ちゃんとしなさい』『きちんとしなさい』ということは、何も言っていないのと、同じことです。

 

例えば上記の食事時間に席に座っているということであれば、『ご飯の準備出来たわよ~じゃあ、今からタイマー押すね!よーい、スタート!』と言って、決められた時間内に席に座ることが、適切な学ぶべき行動になります。

 

このようにゲーム形式にしてもいいですし、またこういった方法でも乗らないお子さんもおられます。

 

そういった場合は、前後の状況にもよる(散らかっていて、食事の席に着くこと自体が苦痛であるとか、食卓に行くまでに魅力的な何かがあり、それが本人の気をそいでいる)ので、そのあたりは個別にご相談いただけたらと思います。

ご相談はこちらから

 

いずれにしても、お子さんに取って欲しい行動は、上記した”誰が見ても、客観的で、測定可能なもの”であるようにして下さい。

 

特に発達障害のお子さんの場合は、メモリの問題や、独特の受け止めなどで少しひねくれたような受け止めに感じることが多いと思います。

 

こういった行動分析学のテクニックなども使い、親子関係が悪くならない、分かりやすい注意や、指導テクニックも是非少しずつ知っていってもらえたらと思います。

 

個別相談はこちらからお気軽にご連絡下さい。

発達障害の治療と支援【生き方改革塾】

自信を持つには

生き方改革塾 臨床心理士の舩曳です。

 

失った自信を回復させる方法について今回はお話ししたいと思います。

 

なぜ人は自信を失うのか

幼少期の母子関係から、成功体験の乏しさ、発達障害の影響など原因は様々言われていますが、原因を過去に求めると、過去の出来事は変えられないため、自信回復のためには視点を変える工夫が必要だと言えます。

 

セラピーやカウンセリングで扱うものは、「(過去は過去として受け止めた上で)今ここで」起こっている感情ですし、同じく受容されつつ「じゃあ次に自信を持ちやすくするためにはどうしたらいいのか」ということを扱っていきます。

 

原因という悪者探しをするだけではなく、一緒に改善方法を提示していくことも、大事なことです。もしあなたが今仮に自信回復のための支援を受けていて、原因探しに終始している場合には、セラピストやカウンセラーに「じゃあどうしたら自信回復出来ますか?」と次のステップも確認しながら進めていきましょう。

 

自信回復のために

自己実現の項目ではよく出てくる、自信回復のためのファーストステップですが、

 

 

【目線を下げる】

 

ことをご提案しています。

 

例えば子育てで自信を失っている方に対しては、怒らないことよりも「怒った後に、褒める(注:怒った後にごめんなさいを言えたら褒めてあげることは、難しいことではありません)」ことを提案します。そうすると怒った後からでも、キャッチアップ(フォローすること、追いつくこと)が出来ますので、怒ってしまった体験だけではなく、「怒った後にフォロー出来た成功体験」として、自己イメージを高く保つことが可能になります。

 

また仕事で失敗続きで自信を失っている方の場合には、マインドとして、「その上手く行かなかった方法を当時の自分が選択したのは、次に同じ失敗で取り返しがつかなくなったかもしれない。その可能性を早めに洗い出せた」と考えるようにします。そのうえで、次に同じ失敗を繰り返さないための原因分析をしていきます。

 

まずは失敗に対するポジティブな意味付けをしていくことが重要であると考えます。

 

自信回復のための仕込み

青学の長距離マラソンの原監督は「ランクを下げる」ということを言っています。

補足すると、「最終的な目標は変えなくてもいいので、期限を決め、それに合った目標を設定する」ことが重要だと、原監督は説いています。

 

成功体験が自信を作り上げるため、高い目標を掲げ失敗するよりは、小さな目標に分けることで、達成可能な目標にしていくことがとても重要です。

 

長い目では、エベレストに登る目標を立てることはいいですが、期限や今の自分では達成が難しそうと感じた際には、まずは富士山を、富士山で厳しければ、金剛山(関西圏で山登りで有名な山です)をと目線を少しずつ下げていくことが重要です。

 

そして原監督より一歩考えを進めて(原監督は自信を持つための初心者に対する教えとして上記を説いたのであり、上級者にはこの話をしていると思われます)目線を下げることを次のスモールステップに分けるでお伝えしたいと思います。

 

自信を持つためのスモールステップ

上記したランクを下げるとは、期限を決めたなら、その間に達成可能な目標にすることを指します。期限に合った、それこそ身の丈にあった目標設定がランクを下げるです。

 

 

今回お伝えするスモールステップはもう少しその先の話しです。

 

例えば30才までに結婚するという目標は、相手があってのことなので、あまり望ましくありません。

 

ここでのスモールステップとは、結果ではなく、

 

【自分が出来る行動に焦点を当てる】

 

ということです。

 

望ましい成果(例えば結婚)とは、その成果を出すための行動全て(結婚の例であれば、身なりに気を使う、髪型に気を使う、自分に似合うメイクを考える、出会いの数を増やすなど)をやり続けた結果起こるものです。

 

営業でいくらうまい営業マンでも、一発でうまくいくものではありません。

アポの取り方から、その時に事前に話した仕込みトークであったり、当日の自分の振る舞い、クロージング等全てのことが影響して、その成果に至ります。

 

そのため、目標をスモールステップに分ける上で、成果に至るために自分の行動が明確かどうかというのも1つのポイントとなります。

 

「頑張る」とか「数を当たる」はファジーであり、行動に落とし込めていないがむしゃらな行動は、決して自信には結びつかないことを是非知っておいて下さい。

 

ランクを下げるのではなく、自己実現のために自己分析、特に結果に至る行動について、きちんと考え、その行動を明確とし、継続することが自信を持つためには必要となります。

 

そういった自信を持つためにも自己実現は非常に有効な方法なので、是非行動に落とし込むようにして下さい。

 

これらの内容については、動画の中でも扱っていますので、こちらも参照して下さい。

療育とは?発達障害への療育の内容とその効果

療育と一言で言っても、発達障害のお子さんへのアプローチには様々な方法があります。

 

今回はいくつかよく使われる方法をお話したいと思います。

 

TEACCH

Treatment and Education of Autistic and related Communication-handicapped CHildren」(自閉症及び、それに準ずるコミュニケーション課題を抱える子ども向けのケアと教育)の略で、米ノースカロライナ州で開発されたASDの方に対する支援プログラムです。

 

TEACCHでは、見通しを持つことが苦手な自閉症児への支援プログラムとして開発がスタートしました。お子さんが混乱を起こさないために、教育場面と家庭場面とでルールを統一したことが画期的であったと言われています。

 

ASD傾向のあるお子さんは、「いつ」「どのタイミングで(切り替え)」「どこで」「何をするのか」「どうなったら終了なのか」を、識別したり、区別することがとても苦手です。

 

そのため、TEACCHプログラムでは、目で見て分かる構造化という技法を使い、今することと終わりのタイミング、次の課題がひと目で見て分かるようになっています。

 

このように、お子さんは左にあるカラーボックスの上の段から課題を始め、1つ終わったら次の課題に移ります。最終的に一番下まで来たら、そこには次の場所への移動指示カードがあり、それを持ち、次の場所(休憩場所であったり、お茶を飲む場所であったり)へ行き、その時その時に何をすればいいのかを、場所、時間、区切り、そして内容とが全て繋がっているものを提示していきます。

 

そのため、最初にご本人が行く場所に連れて行ってもらったり、カードを受け取ることで、これら一連の流れがスタートすることになり、また場所に行けば、何をすればいいのか一目瞭然です。

 

これを早期から行うことで、ASDのお子さんは身の回りのこと、例えば授業の準備をする、親に見せるプリントを出す、宿題をする、おやつを食べる、などが一連の流れとして理解出来るようになります。これをすることにより、先におやつや先にゲームをすることがなくなるのです。

 

ただし、これは一定訓練を受けた専門家が行い、それを保護者が見て学ぶことで、一貫したものになります。

 

またこの構造化には視覚的な構造化というものもあります。

カードを提示される際も、そのカードには絵が書いてあります。

これは、次にすることを視覚的に表したものです。

ASDでも自閉症と診断されるくらい重たい場合はこういったものも使いますが、例えばADHDで興奮した時に、【歯を磨く】というルールを作った場合には、口頭で伝えられるよりも、この絵カードで視覚的構造化(手がかり)を示された方が、ご本人としても納得し、動きやすいようです。

 

療育はどこで受けられるのか

http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jiritsushien/dl/setdumeikai_0113_04.pdf

入所サービス、通所サービス、それぞれにおいて、医療型と福祉型に分かれています。

療育を受けられる施設はこれらを地域名と合わせて検索すれば調べることが出来ます。

 

ただ、メールでもご紹介しているように、どうしても行政サービス(補助金を受けていることも含めて)の枠組みでしか出来ないことであったり、十分な支援員が居ないというのも現状なのです。

 

PECS

PECS(Picture Exchange Communication System)とは、絵カードを用いた代替コミュニケーション手段です。

自閉症やASDにかぎらず、

・自発言語に乏しい

・自発言語出現に時間がかかる(分かっているが言語化までのプロセスに時間を要する)

 

場合にもよく使われます。

基本的には上記した、視覚的構造化とよく似ています。

 

日常的によく使われる単語や行動、欲求などをこのようにカードにして、コミュニケーションを取ります。

 

こうすることで、適切な単語が思い浮かばない、文章化しにくいお子さんでも、意思疎通することへの抵抗を減らすことが出来るのです。

 

まとめ

このようにいくつかの技法をご紹介しましたが、一番はお子さん本人が楽に生きられるようになることです。全ての技法はそのために存在します。

 

今でこそ色々知られるようにはなってきましたが、まだまだ正しい活用がされているとは言い難い状態です。まずはこういった技法があることで安心をし、適切な療育を受けられるようにしてもらえたらと思います。

 

そしてその療育の先には、ご本人のしたいことや進路選択などありますので、その際にはご相談いただけたらと思います。

 

大人の癇癪。アンガーマネジメント法について

成人の発達障害相談を受けていると、「僕こんな本を見つけたんですが」とアンガーマネジメントの本を持って来られる方が居られます。

 

書いてある内容は本当のことだと思うんですが、発達障害の方にその方法だと伝わらん!と思うこともしばしばあります。

 

今回は発達障害の方のためのアンガーマネジメントでどういう風にお伝えしているのかをお話したいと思います。

 

怒りを感じることは悪いことではない

アンガーマネジメント系の本に多いのは、感情を感じるレベルでのアンガーマネジメントとそれを行動に表す段階でのアンガーマネジメントです。

 

どのご相談でも<怒りを感じることそのものは決して悪いものではありません>とまず始めにお伝えします。というのも発達障害の方の純粋さ(融通の効かなさ?)は、アンガーマネジメントの本のまんま解釈してしまい、「怒りを感じる僕はなんてダメなやつなんだ。アンガーマネジメントすべきなんだ」ととっても偏った捉え方をしてしまいます。

 

捉え方をするだけならまだしも、アンガーマネジメント出来ない自分に対して、必要以上の挫折体験を感じてしまうことがあります。

 

もうそれならいっそのことアンガーマネジメントのことなんか知らなければいいのに!と思うこともしばしば(汗)

 

偏った思考は人を不幸にしますので、本来は柔軟に「へ~そんな考え方もあるんだ。次のチャンスがあったら、一回試しにやってみよっと」と思ってくれるくらいがちょうどいいです。

 

発達障害におけるアンガーマネジメント

発達障害における怒りは、実は一般的なアンガーマネジメントの著者が言いたいことと、原因が異なる場合があります。というか多いです。

 

発達障害の方が感じる怒りは、予定していた通りに行かなかったことへの怒りであったり、ADHDの方が感じておられる、衝動的に受け止めてしまい、相手の意図とは異なって伝わっていることや、これらをコントロール出来ない自分への怒りだったりするからです。

 

ですので、発達障害の方におけるアンガーマネジメントとは、行動レベルでの怒りの顕現(表に現れること)をコントロールすることが主たる目的になります。

 

得か損か

よく出てくる説明ですね(笑)

発達障害の方に説明するときにこれほど効く言葉はありません。

<あなたはこの時に、この怒りを感じて、【直接相手にひどい言葉を言ってしまった】んですね。それでどうなりましたか?>「会社だったので、周りからびっくりした目で見られましたし、その後上司からも注意を受けました。また思い過ごしかもしれないですが、周りと距離が出来た気がします」

 

ここまで上手に説明が出来る人は本当に発達障害か疑わしいくらいですが、軽度の発達障害、あるいは薄い発達障害の方の例と思って読んで下さい。

 

<じゃあそれはあなたにとって【得でしたか?損でしたか?】>「僕にとっては損だったと思います」

 

という言葉が出てきたらしめたものです。

 

あとはどういった方法を使えば、自分にとって得な状況になるか、これを一緒に考えていけばいいということになります。

 

怒りの感情と怒りの行動の間にストッパーを挟む

最初にお伝えしたように、怒りを感じることそのものは決して悪いものではありません。正直コントロールも出来ないと思います。なぜなら人間だから。これは発達障害の方以外でも同じだと思います。

 

その方の気質であったり、育ちから来る性格的なものであるなら、怒りの感情を感じることは当たり前のこととして受け止め、その上でその感情とどう距離を取るか(数値化してみたり、今もその怒りは持続しているのかしていないのかを振り返ってみたり)、そして行動までの間にどれだけたくさんのストッパーを挟めるかだとお伝えしています。

 

要は、自分が損をせず得をするための思考法を、

怒りの感情     ココ       怒りの行動

 

ココにたくさん入れて置くんです。どれがその状況に合うか分かりませんが、どれか1つでもストッパーとして機能すれば、それ以上のトラブルにはならないのですから。

 

目的はトラブル回避であり、怒りの感情を沈めることではありません。

 

腹が立って仕方ないものは仕方ないんです。

 

なので、「顔洗って来ます!」と言って、その場を離れるもよし、「ちょっと頭冷やして来ます!」と言って、部屋を出ていってもいいんです。

 

相手からしてもその場で言い合いであったり、怒鳴られたりするより、距離を一旦置いて冷静な状態の相手と話す方がきっと楽なはずですから。

 

まとめ

どっちが得か損かを理解した上で選択出来る状況を作りましょう。

その上で、色んな方法を一緒に考えてあげます。一方的に『お母さん、こうした方がいいと思うな~』は、表面上は「うん」と言っても、腑に落ちていないときも多々あります。

 

なので【一緒に考える】んです。

 

選択肢をたくさん用意してあげましょう。

怒りを感じる刺激から出来るだけ速やかに、可能であれば相手に離れることを宣言してから距離を取りましょう。

 

物理的に離れたら怒りからも一旦は距離を置けます。

 

大事なことは怒りの感情のコントロールではなく、怒ったときの行動のコントロールであり、そのことによるトラブル回避です。

 

ここを間違えないようにしましょう。

 

不適応行動への対応について

先日、大阪市内の小学校で児童の不適応行動に対応するための問題解決手順というテーマで研修をしてきました。

 

学校現場で今お困りのこととして多いのは、不登校問題と、集団における発達障害の不適応行動(クラスを乱す、授業の妨害をする、興奮すると手に負えないなど)のようです。

 

今回研修でお伝えした内容をこちらでもお伝えしていきたいと思います。

 

そもそも不適応行動とは何なのか?

一言で言うなら、そうすることで、何かしらのいいことがあったために、身に付けた行動様式のことです。

 

行動分析学では【誤学習】と呼んでいます。誤った学習ということですね。

 

しかし一方で、

「そうせざるを得なかった行動」でもあります。

そうしないとその時点でのお子さんはやっていけなかったという考え方です。

 

大事な点は、決してあなたや学校の先生を困らせようと思って身に付けたわけではなく、許容は出来なかったとしても、そうやってご本人は身や心を守ってきたということです。悪意ではなく、そうせざるを得なかったということですね。

 

ですので、今後目指すべきは、不適応行動を適切な行動で上書きをしていくということになります。

 

行動とは?

また【行動】を誤解している方が多く、この点も大事なことなので是非抑えておいて欲しいのですが、お子さんの不適応行動を適切な行動で上書きするためには、【行動】とは何かということを正しく定義しておく必要があります。

 

行動分析学における行動とは

①誰が見ても

②客観的で

③測定可能なもの

 

のことを指します。主観によって変わるものは行動とはなりません。

 

例えば「静かに授業を受ける行動」は【静かに】という基準が先生によって揃っていない場合は、多少ガヤガヤしていても、静かだと認識する先生も居たら、呼吸音以外音が聞こえるなら静かではないとする先生がいる場合もあります。そういう場合は教室に音量計をつけ、「~~デシベル以下を静かである」と定義することで、客観的に測定することが出来ます。

 

このようにお子さん自身がどんな行動を身につけるべきかは、こういった行動の定義が明確で分かりやすい言葉で説明されていることが、重要となります。

 

適応行動を上書きする

1.行動強化

このように適応行動を上書きすると考えた時に、大事なことは、児童自身にそうするだけの理由や、魅力がある、ということが前提になります。

 

我々もそうですが、会社から与えられた研修を無理やり聞かされるのは出来たら避けたいことですが、同じ受講するものでも自分自身興味があるテーマで、自分で申し込んだものは積極的に聞かれるかと思います。

 

同じように、その行動を身につけることが、その児童自身にとって、魅力的に映るように見せていく必要があります。

2.行動強化の方法

てっとり早いのはご褒美です。

 

その行動をすると、褒めてくれたり、好きなおもちゃが買ってもらえると分かれば、すぐにその行動を取るようになります。

ただし、一度で与えると、毎回ご褒美がないと頑張らなくなるので、そのあたりの調整は考える必要があります。

 

ご褒美と言っても、既に述べたように、物から言葉まで色んなものがありますので、その児童自身にあった方法を取り入れていきましょう。

 

トークンエコノミー法という「ご褒美1回ごとにシール1枚。10枚でご褒美と交換」という目で見て分かる方法を推奨しています。

 

3.タイミング

ご褒美を与えるなら、望ましい行動をした直後です。

直前でも、しばらく時間が経ってからでもいけません(しばらく後で与える場合には、言葉で後からご褒美がもらえることを保障する必要があります。ここは後述)。

 

与えるタイミングを間違えないようにしましょう。

 

4.注意点

ご褒美を仮にシールで分かるようにしていた場合、既に与えたシールを、他のペナルティとして回収することは絶対してはダメです。

 

というのも他のペナルティで回収を始めると、児童は「頑張ってもどうせ、他のことでチャラにされるんだろ?じゃあもうこのゲームやーめた!」となるわけです。

 

ですので、行動とシールを連動させている場合は、上げたものは回収しないと、必ず保障して下さい。

 

見過ごせない不適応行動が他にある場合には、他の約束と仕組み作りが必要です。

児童本人を混乱させないためにも、ルールを作ったら、大人の都合で勝手に変えることはしないように気をつけましょう。

 

不適応行動を助長させない

また不適応行動を消して行くために大事なポイントがいくつかありますので、そちらについても説明します。

 

1.不適応行動に対する最適解は「無視」か「正しい行動を教える(モデリング)」

不適応行動を目にしてしまうと、思わず「ダメでしょ!」「ちゃんとしなさい!」と言いたくなるのが、大人としては当たり前だと思います。

 

しかし、例えば何かで叱られている時に、ちゃんと最後まで聴くことをターゲット行動としていたとします。その際「ねーねー、その言葉の意味って何?」と質問をするなど、話を聴かないこともあるかと思います。

 

その場合は、まず端的に結論とダメだった理由を分かりやすく伝えるということは大前提として下さい。発達障害の児童を叱るときには端的に分かりやすくです。

 

その上で、上記のような質問を返して来た場合、「ちゃんと最後まで聞きなさい!」と応じるのは不適応行動を助長します。

 

なぜなら、そうやって途中で質問をすれば、聴きたくもない説教から逃げられたわけですから。

 

ですので、目に入ると細かいところが気になってくると思いますが、基本的にターゲット行動を達成したらご褒美、以外の行動は無視をして下さい。

 

と説明をすると、『でも無視をすると、どんどん質問してきて、最後には注意をしてしまうんです』という親御さんや先生も居られます。

 

これは一番ダメなパターンです。そうすると、児童は「ははーん、僕が今まで質問してきた音量や聞き方では止められなかったんだな。じゃあ次はもっと大きな声で、さらに何度も言わないと説教は止められないぞ。次からはもっと大きな声で質問しなきゃ」ということを学習するわけです。

 

ですので、こういう場合正しい方法は、説教は続けながら、手で制するが正解になります。説教自体は止まりませんし、相手にその逸脱行動がダメなことが伝わります。ただ、手の動きを入れると説教に集中出来なくなるなら、完全無視を徹底して下さい。

 

2.モデリング

先程も少し出てきましたが、注意をするのではなく、「こういうときにはこうするんだよ」という正しい行動様式を教えることをモデリングと呼びます。

 

 

先程の例では、手で制して、今は黙っておくことが正解であることを伝えました。

 

また『なんでこんなこと(悪いこと)したの!?』ではなく、『こういうときにはこうするんだよ』ということを端的に伝えてあげることが優先となります。

 

感情的に叱りたい気持ちも分かります。

ですが、それは次の不適応行動の種になっているかもしれません。

 

もちろん聖人君子たれとは言いませんので、いいことはいい、ダメなことはダメと伝えることはしつけ上必要なことです。

 

その上で、今回お伝えしたような、不適応行動に対するアプローチも是非活用してみて下さい。