月別アーカイブ: 2020年10月

発達障害とゲーム依存

精神科医が推薦するADHD克服カウンセラーの舩曳です。

平成 23 年 5 月にアメリカ精神医学会から発刊された『精神疾患の診断と統計
の手引き第 5 版』(DSM-5))において,「インターネットゲーム障害」が今後研
究が進められるべき精神疾患の一つとして新たに提案されました。

毎回書いていますが、ゲーム依存=発達障害ではありません。因果関係を示すものではないので、その点はご了解下さい。

ただ以下の点でゲーム依存と発達障害は密接な関係があったり、ベースに発達障害がある子にゲーム依存が発症すると、不登校や出社拒否などに繋がりますので、それも含めてご説明したいと思います。

発達障害の特徴とゲーム依存

発達障害の特徴の1つでもある

「こだわり」

「マイペースさ」

とゲームは非常に相性がいいです。ましてや、クリアしたら快楽物質が、出来なかったら悔しくて課金をさせる仕組みを、ゲーム開発者側は、ストーリーより何より、そこをゴールに作成しているからです。

・面白い
・対人戦闘要素がある
・課金を促す

これが鉄板のゲーム会社の思考です。
もちろんこうなったのは、

「スマホゲームって無料で遊べるのが当然でしょ?」

みたいな時代になったため、やむを得ない措置とは言え、フォートナイトなどはゲーム依存を引き起こす元凶として、会社自体が訴えられています。

さて、話を戻して、発達障害は

「一度はまると、寝食を惜しんでとことんやる(=過集中)」

「見通しが持ちにくい(=何時に寝ないと翌日の学校や会社に間に合わない)」

「終わりにするのが苦手」

という特徴があり、ひどい場合は、取り上げられると癇癪を起こす。
それが嫌で親御さんは今まで放置をしてきたという経過もあります。

一日のリズムが崩れれば当然、朝起きれなかったり、眠い状態で登校するので学校でずっと寝ているなど、世間常識的にご本人にとって重要なものが逆転し、損をする方向に進むというのが問題です。

もちろん発達障害が背景になくても、ゲーム依存症になる子はなるので、僕は、自制心を持ってからゲームを知ったのか、自制心を持つ前にゲームを知ったのかという成長過程や、あるいは環境的に親もゲームが好きで、夜中にゲームを親がしているのを子どもが見ているのかという家庭環境因も影響しているとは考えます。

基本的には、

【その子のゲーム依存はどこから来ているのか】

をきちんと見立てることが、発達障害のゲーム依存症への歯止めを効かせる第一歩になります。

これらのことから、発達障害で自由にゲームが出来る、Youtubeが見れる環境にあると、発達障害の特徴のために、治療には一工夫必要だということはまず知っておいて下さい。

ゲーム依存は治るのか?

治ると言えば治りますが、かなりエネルギーが要ります。
上記したように、

1.正しい見立て
2.適切な環境
3.親御さん自身の甘えの排除(子どもはダメだけど自分だけは仕事終わりだから夜中にゲームをしてもいいなど)
4.約束を破ったときのルール(罰を与えるよりは、ご褒美をきっちり回収出来るか)
5.リミットはどこなのか(○回のルール違反でゲームを破壊するなど)
6.その経済的損失の覚悟

こういったことの整理が必要です。

1.正しい見立てとは、背景に発達障害もですが、見通しという点では知的障害も視野に入れる必要があります。

例え本来は自制が出来る年齢であっても、知的理解が幼い場合は、自己コントロール出来ませんし、思い通りに行かなかった場合の癇癪の出し方も、正直うんざりすると思います。

2.適切な環境とは、枠組みです。大きくは時間と場所の枠組み。
~時まではゲームはここでならOK。寝室には持っていかない。夜中は親御さんが管理する。

それを本人任せにするのではなく、親御さんが物理的にきっちり回収し続ける。
一日たりとも、またルールの穴については、全て塞いで行く。

3.親御さん自身の甘え。これが実は相談のなかでも意外に多く、親御さんも自分を守るためになかなか深まりにくいです。子どもが就寝する時間まで働いている。そのためゲーム機の回収が完璧ではない。
深夜の親御さんのゲームを控える。

「子どもと話がこれで合うんです」

と逃げる。

4.約束破りのルールは事前に、ご本人に

「視覚的に提示しながら」

説明と、同意を求めて下さい。

決して

【言葉だけの口約束はしないこと】

です。話し合い後はサインをもらうことも意味があります。
発達障害の子はお決まりの逃げ口上として、「知らんし」「聞いてへんし」というのを使います。

こういう逃げ口上を防ぐためにも紙に書くことはある種の枠組みを作る一助になります。

5.逸脱時の限界設定
カンタンに言うと、ゲーム終了時の時間を決め、アラームが鳴るよう、設定をしておき、そのときにすぐ終われないことが、5回あれば、ゲームを破壊するとかです。

6.の経済損失への覚悟も必要です。2~4万するゲームを壊すことの抵抗はあると思いますので、売るでもいいと思いますが、現実的には、目の前で破壊した方が、子どもにとってはインパクトがあるようです。

ただそれで癇癪を起こす、翌日登校拒否や出社拒否をするなどはしてくると覚悟はしておいて下さい。

それでも粛々淡々と感情を交えずにやることがゲーム依存克服のために必要です。

これらを同時にしようと思うとかなりエネルギーが要るので、取り組むなら、全力でやらないとお互いしんどいだけになってしまいます。

ゲーム依存症番外編克服法

番外編と書いたのは、人道的に賛否両論あると思われるからです。
家庭内のしつけについては、暴力や人権侵害に当たらなければ問題はないのですが、親自身のメンタルは結構削られると思って下さい。

方法はとてもカンタンで。

「ゲームをやらせ続ける」

です。

本人の意思ではなく、学校から帰って来たらすぐにゲームをさせること、寝る時間も削ってさせること、最悪学校も(短期的に)休ませることも必要です。

「選択肢のある中のゲームが楽しいのであって、ノルマになった途端楽しくなくなる」

これは発達障害に限らず永遠の鉄板法則です。

そのため、

「本人が嫌になるまで、水分補給、軽い食事、トイレ(入浴)以外は全てゲームをさせ続ける」

泣いて叫んでも、やらせ続ける。

人間心理的に選択肢がない状況に追い込まれると、そのものを嫌いになります。

もちろん一定期間が過ぎたら忘れるので、一度やり始め、

「これはゲーム依存だな」

と診断名が付いたらとことん

【ノルマとして】

ゲームをやらせ続ける。
決して寝かせないくらいのエネルギーが必要なので、番外編と書かせてもらった訳です。

これは極端に例を挙げましたが、制限をするだけになると、徹底的な環境整備が必要です。

逆に本人が

「ゲーム嫌いになるまでさせる」

のは

「本人のノルマ」

ですから、嫌でも何でもやり続けさせるのです。

課金についてはさせない方がいいと思います。歯止めも線引も、子ども・保護者共に混乱しがちなところなので。

番外編はもう後がないというときに1つの選択肢くらいに思っていたらいいと思います。

ご家庭での環境調整がうまく行かない、抜け道がある、保護者自身の甘えも自覚している場合は、以下までご相談いただけたら、ヒントはお伝え出来ると思います。

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職場に居るかもしれない発達障害困ったさんへの対処

精神科医が推薦するADHD克服カウンセラー舩曳です。

過去に書いたこの

「職場の困ったさん」

シリーズですが、好評だったので、今回は発達障害について書いてみたいと思います。

職場の困った発達障害の特徴とは

ぱっと思い浮かぶだけで、

・対人コミュニケーションがいまいち(言ってることが分かりにくい、理解も一度では出来ない)

・ミスや物忘れ(「聞いていなかった」「聞いていません」)が多い

・マイペース

・空気が読めない・読みにくい

・思わず言った一言で職場が大混乱

・多くの人を巻き込む

・同じことを繰り返し言う

・しかも愚痴が多い

・プライドが高い

などでしょうか。

もちろん誤解しないで欲しいのですが、これらの困ったことをするからと言って、発達障害が疑われるとか、発達障害であるという因果関係を伝えているのではないので、その点は誤解なきようお願いします。あくまで発達障害と診断された方が、こういった特徴のため、困ったさん扱いされることがあるということです。

 

こういったトラブルを引き起こす人たちは、継続してトラブルを引き起こすため、会社単位だと、取引先や同僚とのトラブル、お金の取り扱いを任せられない、待ち合わせに来ない、連絡が取れないなどのため、何かしらの対処をする必要があるでしょう。

発達障害を持った困ったさんへの間違えた対処法

ここで大事なのは、

「性格のせいにするのではなく、メモリ不足を含めた発達障害特有の特徴なので、その特徴に合わせた具体的な対処法を伝える」

ということ。

 

よく聞くのが、

・もっと注意深く確認しろ!

→「え?何を?どのくらい??」

・言う前にもっとよく考えて話せ!

→「思わず口に出ただけなのに」「思ったときに話さないと忘れちゃうし」

・「もう他の人と仕事以外のことで話さなくていいので」

→「周りの人と仲良くするのも仕事だから話しているのに」「なんで私ばかり」

と曖昧な表現で指示をしてしまうこと。

 

今どきは、コンプライアンスの関係もあるので、強く言えないのもあり、はっきり伝えることも難しいと思いますが、仮に発達障害であるなら、指示は

「誰が見ても」

「客観的で」

「測定可能な行動で」

伝える必要があります。

 

もう少し詳しく説明しましょう。

発達障害を持つ人への具体的な指導とは?

本来は

「対処法」

とするのが正しいのでしょうが、経験則上、

「具体的な指示をしてもらう」

方が発達障害の方は、適応が良くなることが多いです。信頼関係を築きにくいところも最初はありますが、

「深い信頼関係を築くためにも、具体的な指示をしてあげる」

ことが重要です。

 

・紙に書いて渡す

・紙に書いたものを話すよう促す

 

これだけでも随分変わります。

 

一度紙に書くことで、メモリが小さい特徴をカバーすることが出来ます。

発達障害の場合、メモリが小さいため、メモを取っても、どこに書いたか忘れている、系統立ててまとめていないため書いても機能しない、後から検索出来ない、などの問題があるため、指示があるなら、紙に具体的に書いて渡してあげてください。

 

また会議などで、本人が発言をする前には、一度紙に書いてそれを読み上げるよう指示をしてあげて下さい。

 

その際、読み返すように促すことも効果的です。

 

一定のまとまりを持って話すことが可能になります。

一方で、それを聞いた人がどんな気持ちになるかは分からない場合もあるため、その点については、指示どうこうよりも、

「パターンで対応すること」

を教えてあげるようにしましょう。パターンで対応については、また改めてまとめて書きます。

 

それでも指導が難しい場合には

あなたが社長や、上司であり、指導する立場にある場合には上記の方法で効果は出てきます。一方で、単なる同僚の場合は、直接指導したり、関わったりすることは得策ではありません。

 

その場では言うことを聞いたふりをしているように見えても、恨みに思われたりすることがあるからです。

 

正論であればあるほど、その恨みは深くなります。

 

その場で癇癪を起こしてくれるなどならまだいい方で、

「メンツを潰された」

とプライドが出てきて、上司に告げ口をしたり、陰口を言って回ったり(陰口は大体ブーメランで本人に返ることが多いですが、言われて決して気分がよいものではないので)するため、一番はあなたとその発達障害を持つ相手の両方に関係する上司に対応してもらうのが一番です。

 

権威に弱いのも発達障害の特徴です。

 

発達障害について、誤解を受けやすかったり、あまり知識がなかったりして、単なる

 

「職場の困ったさん」

 

で終わってしまうこともありますが、上記したように周りを振り回してしまうことで、お互いに不利益を被る場合もあります。

 

迷った場合は、専門家に相談するようにして下さい。

適切な対処法を教えてもらえます。

 

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発達障害が分かった後、我が子への関わり方はどうすべきか?

精神科医が推薦するADHD克服カウンセラーの舩曳です。

どの子、それが小中学生や成人でも言えることですが、

「早期発見に越したことはない」

とお伝えしています。

一番は早期発見

早く発見されればされるほど、ご本人も、親御さんもラクに、今後の生き方を考えて行くことが出来るようになります。

いくつか早期発見の良さと、遅くなればなるほど、困ったことになる例を挙げてみましょう。

例1)小4男児。
知的には問題ないが、文字の形を取ることや、コミュニケーションで難があり。

この方は最初お母さんが、

「うちの子への関わり方が分からない。今後勉強もどうやって付いていかせたらいいか」

ということで悩んで居られました。

困っているエピソードを聞いていくと、どうもADHDも、ASDも、LDも全ての発達障害の発達障害を持っている様子。

以前もお伝えしたように、ADHDと診断されても他のASDやLDは合わせて持っている方がほとんどです。

理解の早いお母さんだったため、

「発達障害の可能性」

「関わりのポイントとして目に見えるものを使って話をすること」

をお伝えしたところ、

・病院への受診
・心理検査
・診断名
・適切な関わり
・勉強面では一部支援学級を使い、学習保障

ということで3年ほどで、もうクラスの他と見比べても区別が付かないくらい、適応的になっていました。早期発見がうまく行った例です。

例2)中1女児。不登校歴3年
これは以前お伝えした

「私はHPSかもしれない」

と言ったお子さんです。

朝は起きているようですが、登校時になると腹痛になったり、吐き気を催すということ。
お母さんも働きに出ているため、

「完全に管理が出来ず」←ここポイント

結局学校に押し出す前には、出勤しないといけないとのことでした。

明らかにLDの症状や、しゃべると発達障害の特徴が出ており、病院受診を勧めようとしていますが、3年続いた不登校、なおかつ発達障害が背景にあると、今から普通に登校することは難しいように見えます。

発達障害の方は、

「一度パターン化して定着したものは繰り返す」

「そのことへのこだわりが強い」

「自分で決めることがうまく行きにくい(ため環境調整は親がする)」

特徴があります。

そのため、不登校が3年続き、なおかつ発達障害があることに気づくのが遅く、本人の甘えが見られる場合には、甘えも定着していると考えると、ここから普通に登校というのは、現時点では非常に考えにくいです。

例3)27歳男性。
関西の某有名私大卒業。父は弁理士。

しかし就活がうまく行かず今はコンビニでバイトをして生活をしている。

母子密着も強く、家に帰れば、全てが用意されている環境のため、

「一人暮らしへの魅力を感じつつも、なかなか行動に移せない状況」

と言うことが出来ます。

発達障害と分かったのもこの2年以内のことであり、ニーズがいまいち自分でも分からなくなるのか、カウンセリングに定期的に来られる期間と、ぱったり来られなくなる期間があります。

自分をある程度マネジメントすることは出来るようになったようですが、バイト先ではいいように、短時間で必要なときだけ使われているため、月収が安定していないように感じました。

発達障害の子にどう関わるべきか

まずご本人に自覚のある場合と、子どもでも親御さんと関係が取れる状態にあり、素直に話が出来る、この状態のときには、ちょっとした関わり方1つで改善することが随分多いです。

例えば
・視覚化支援(目に見える化して話をする)
・やったことのご褒美とやらなかったときの結果を明確にする(因果関係の理解)
・パターン化するまで定着すれば、歯磨きをするかのように継続可能

です。

逆に
・話し言葉だけで理解させようとする(途中でお互い何の話をしているか訳が分からなくなる)
・やった場合とやらなかった場合の結果が同じ(例えば不登校でもゲームを与えるとか)
・環境調整を親がしない。本人の自己決定に任せる。

こういう場合は一気に崩れて行きます。一般的に

「発達障害は自分で決めることが苦手であり、決めることそのものが苦痛。出来たら時間が過ぎて、文句を言う人が諦めてくれたらいい。やらないでいい方法があるならその穴を見つけたい」

と考えています。もちろん全ての発達障害がそうという訳ではなく、

「やらなくちゃいけないことは、したい、したくないに依らず、やる」

ということが癖として身についている方は、ちょっとしたコツを教えたら、自分でやり始めます。
知的に高いタイプにこの考え方が出来る人は多いです。

いずれにしても、

【早期発見】

【早期療育】

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発達障害の悩みと克服法~コミュニケーション~

こんにちは!精神科医が推薦するADHD克服カウンセラーの舩曳です。

まず昨日も使ったこの図ですが、

発達障害を考える上で、ASD(自閉スペクトラム症)だけに限らず、ADHDやLDもコミュニケーションが苦手な方が多いです。

ですので最後に練習方法や克服法を含めてお伝えしますね。

その前にコミュニケーションとは何かをカンタンに説明します。

コミュニケーションとは

言語のコミュニケーション(バーバルコミュニケーション)、身振りや視線など言語を使わないコミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)の2つがあります。診断基準としてもこの両面から、発達障害の3つの特徴の1つ、

「コミュニケーションの特徴(問題)がある」

と診断されます。

診断基準の他の2つはまたの機会に書きます。

このコミュニケーションの特徴とは

・話が長い

・時系列に話したがるが、全体的なまとまりがない

・一方的に話すマシンガントークになりがち(合いの手も入れられないほど)

・相手の話を一度で理解出来ない、あるいはしにくい

・忘れた、聞いていませんでしたで起こるミスが多い

・ほとんど黙っていて、受け身。話そうとしても出来ない、出来にくい

などでしょうか。

これらは次に伝えることが原因で生じていると言われています。

発達障害でコミュニケーションがうまく取れない理由

端的に言うと

「メモリ不足」

です。

最近ではスマホやPCの機能の1つとしてメジャーになったメモリですが、メモリとは同時処理の容量のこと。そして発達障害の方はほぼ全員がこの

【メモリが小さい】

です。

メモリをもっと深く理解してもらうため、机の大きさによく例えて僕は説明をします。

定型発達(一般的に発達障害がない)とされている人の机の大きさが上のこの図くらいだとすると、発達障害の方の机は、

A4サイズくらい。

ですので、同時に出来る作業に差が出ます。これはコミュニケーションはメモリを食う作業なので、一度に理解出来る容量に限界があったり、逆に

「全体の流れ」

「話しているうち」

に忘れてしまいます。そのため話が拡散したり、マシンガントークをしたり(今話さないと忘れてしまう、あるいは脳の回転に口を合わせる)

「あれ?何を話していたんだっけ?」

ということが起こりえます。

そのため、ASDだけではなく、ADHD、LDにもメモリ不足があるため、発達障害には共通して、

コミュニケーションがあまり得意ではない

という困り感が生まれることがあります。ちなみに全員が全員ではなく、一部コミュニケーションが適応的なタイプの方も居られます。今回はそれは言及しません。

では、一番気になっている苦手なコミュニケーションの克服法を見てみましょう。

コミュニケーションの訓練方法

まずリアルタイムのトレーナーが居るほうが望ましいです。ハマる人はハマって良くなるとは思いますが、一方的な動画や本だけではどうしても限界があります。

そしてコミュニケーションのパターンを出来る限り増やしてもらうようにしています。

要は

「苦手な臨機応変なやり取りではなく、覚えたパターンの引き出しをスムーズに開けて話していく」

ということ。

実際僕もADHDなので、以前は話が長かったです。ですが、あるトレーニングをきっかけに一応心理カウンセラー出来るくらいまでにはスキルを身につけることが出来ました。

要はパターンを増やせばいい

これが究極の答えなのですが、

「どうやってパターンを増やせばいいのか分からない」

というのが気になるところだと思います。

具体的な方法とは

「紙とペンを使う」

です。当たり前過ぎてすみません(^_^;)

トレーナーが必要と言ったのも、今リアルタイムで紙とペンを使って教えてもらう必要があるからです。

コミュニケーションを少し分解すると、

・テーマ(話す内容)

・間

・相手の話を理解すること

・適切な回答をしてから、自分の話

と普段何気なくしていることがあるのですが、これが

「紙とペンを使うだけ」

で克服することが可能です。

一例として挙げると、発達障害を持つ人の話が長かったり、段々こちらの言いたいことと違う流れになってきたら、

「でね、さっき言ったことなんだけど」

と前フリをしながら、おもむろに紙に書き出す。こうすることで違和感なく、会話の主導権を正しく戻すことが出来ます。もちろん症状が重たい人の中には、それでも話を辞められない人が居ますが。

メモリが不足しているとは

「視覚情報の方が聴覚情報よりも理解しやすい」

と思って下さい。メモリが小さいとその場に残る文字や絵は理解出来ても、消えてしまう音声情報は、一度理解出来なくなったあとは、雑音にしか聞こえません。で、理解出来なくなって、面白くないので、自分の会話を始めると。ある程度訓練していくと、分からないことを相手に尋ねることが出来るようになります。

発達障害の特徴が分かっていないと、一般的には話す方が書くよりも手間もかからずラクですし、何より

「たくさん言えば、通じる」

と思っているので、同じことを何回も言わせられることになります。

これはお互いにとって時間と労力の無駄です。もっと効率的なのは、

「紙に書いて視覚化して、注意をそこに向けさせること」

これを何度かしていき、

「最初に結論から言う」

と紙に書き、何度か訓練していくと、話す方も上手になります。

なぜなら、着地点が分かっている話なら、聞いている側もサポートしやすいからです。

発達障害でコミュニケーションの特徴で困っている人は、

「本人だけが分かっている着地点に行きたいが、結局着地点を見失って、2人とも途方にくれる」

のです。2人で最初から着地点が共有されていると、サポートを受けつつでも、会話を構成出来るようになるため、コミュニケーションの【成功パターン】を数多くマスター出来ます。

一度覚えたパターンは発達障害の方は覚えてそのまま話すことも得意な方が多いです。

また対人コミュニケーションを上記で分解したため、難しそうに思えるかもしれませんが、パターン数で言うと100もないのではないでしょうか。

実際僕はそれでやっています。

また音声でも今回の内容は作ってみたいと思っていますので、いや動画にしますので(笑)、そちらも御覧くださいね。

また上記のトレーニングで気になることや実際受けてみたいと思った方は、こちらの公式LINEまでお気軽にご相談下さい。

精神科医が推薦するADHD克服カウンセラー舩曳

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発達障害と併発する要注意の症状

精神科医が推薦するADHD克服カウンセラーの舩曳です。

発達障害と併発することが多い症状をお伝えします。
誤解がないようにして欲しいのですが、発達障害だからうつ病になるとか、うつ病だから発達障害が背景にあるという、因果関係ではありません。

一般的にこういった症状を併発している方をたくさん診てきたので、解決のヒントになればと思い、書かせていただきます。

うつ病

うつ病が一番多いと思われます。発達障害の自覚の有無に関わらず、壁にぶつかると、そこでうまく言語化出来ない方が発達障害には多いので、身体の調子を崩したり、気分が上がらない・下がるということが多々あります。

特に発達障害に気づかず過ごして来た場合、学力、対人関係(政治的交渉も含めて)、評価への不公平感を持つ、などからこういったうつ病と診断されたり、無気力、無関心、したいことしか出来なくなるといった症状が見られることが多いです。

不登校や登校渋り

小学生から中学生の間は学校には行くものですから、

「学校に行かなくなった」

という場合は、保護者は心配を学校からは連絡が来るので、それへの対応もしないといけません。

それまでは一見優等生だと思っていたけど、受動型ASD(自閉スペクトラム症)だったとか、我が強いタイプが、コロナの影響で学校に行かなくてもいい時間が長くなり、それが定着化し、行かせようとすると暴れるということで保護者も諦めている場合もあります。

この場合も注意が必要で、言語化が多少でも出来る場合だと、

「先生と合わない」

など他責の言葉に振り回されることがあるため要注意です。

言語化が出来ない場合だと

「甘えている」

と性格のせいにされることが多いです。

いずれにしても、次のパーソナリティ障害と似たような対処法が有効です。

パーソナリティ障害(依存、甘え、他人のせい含む)

リストカットや衝動的な飛び降りをしようとするなど、自殺企図も心配される症状です。
本人は意識的・無意識的に

「周りを自分の思い通りに振り回そうとします」

これは正直、周りがかなりしんどいです。

またその際に重要なのが「見立て」です。

発達障害の有無もですが、知的な理解力も考えていく必要があります。

つまり、見通しが持てないならその原因は知的な能力のせいなのか、発達障害特有の想像力の特徴なのかを見極める必要があります。

ただいずれにしても、自傷他害の可能性がある場合は、24時間見張り続けることが難しいため、施設や病院などを利用し、周りの方の安全や安心感も整えながら、治療をしていくことが必要です。

またパーソナリティを持っている方の場合の一番のタブーは

「周りが一喜一憂すること」

です。

怒りや不安であっても、

☆自分がしたこと

☆相手の変化

これは人間にとって

【ご褒美】

として受け止められます。

行動そのものには驚いたり、動揺したりすると思いますが、

「粛々淡々と」

対応しましょう。感情の揺らぎを見せないようにすることが重要です。

HSP(Highly Sensitive Person)

「僕は周りの目が気になって仕方ないんだ」

「私のしんどさの原因はこれだったのね!」

HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味です。

上記のようなことを言う子ども、体感上小中学生くらいまででこういうことを言う人が多いです。

実は発達障害にも、

「五感が以上に過敏」

あるいは

「五感が以上に鈍感」

という人たちが居ます。

特定の匂いが苦手、食べ物の好き嫌いが多い、特定の素材の生地にこだわる(苦手)、大きな音を異常に嫌がるなどです。

こういうといいのか分からないのですが、

「発達障害の方が苦手で調整出来ないことをいいように言ったのがHPS」

ということも少なくありません。要は

「自分の苦手なことをいいように言って、自尊心や正当性を保とうとする」

ということですね。

HPSであろうが、発達障害の過敏性であろうが、しなくてはいけないことはしなくてはいけないですし、調整可能になるように訓練することが必要な場合は存在します。

ただこれも、大人になったり、子どもでも、長いことそれがまかり通って来た場合は、もう既に定着していますので、今更自分の対応を変える必要性(ニーズ)はないわけです。

親御さんは

「将来あなたが困るから」

と伝え続けるでしょうが、見通しが持てないため、それだけでは動かないのが発達障害の固さです。HPSの場合は正当性が認められたと思っているので余計固さは変化しにくいです。

「私はHPSかもしれない」

とネットから情報を拾って言ってくる場合には、上記したことも踏まえて、適切な医療機関で診断してもらうか、発達障害に詳しい臨床心理士、公認心理師に見てもらうようにして下さい。

一人や家族で抱え込もうとせず、出来るだけ分散させて、なおかつ粛々淡々と接していくのが、上記の治療には有効です。

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