月別アーカイブ: 2018年4月

発達障害の改善と支援のプロとして読売新聞様にご紹介いただきました

生き方改革塾 臨床心理士の舩曳です。

 

今回読売新聞のマイベストプロのコーナーで

 

発達障害の改善と支援のプロ

 

としてご紹介いただきました。

 

発達障害は、一定のトレーニングを受けることで、コミュニケーションスキルの改善が可能です。

 

世間一般では、お子さんを発達障害がないコミュニティに合わせさせるトレーニングが多い(国から補助金が出る)ようですが、個人的にはそれはおかしいと思っています。

 

発達障害の方たちは努力もしているし、苦しんでも居るのに、受け入れられず、ノーマル(あえてこの言葉を使いますが)に寄せる変化を求められるのって何か間違えていませんか?

 

発達障害の方の個性を活かし、何に対して努力をしたらいいのか分からない、頑張ったことがちゃんと評価されるためのポイントについてはこちらを参照して下さい。

 

初回カリキュラムは期間限定、無料で公開していますので、もし今受けられている支援だけで迷いがある方は、一度目を通して見て下さい。

子どもの才能を伸ばそうと必死になっていませんか?

発達障害の改善と支援 生き方改革塾臨床心理士の舩曳です。

 

こちらのカリキュラム内でもお伝えしていますが、発達障害のお子さんの生きやすさを考える上で、<みんなの平均値>を目指そうと、出来ないところを伸ばそうとするよりは、<自分にしか出来ないところ>を目指す方が楽なことは、親御さんには是非知っておいてもらたいたいことです。

 

今回は「じゃあうちの子の才能はどうやったら見つけられるんですか?」ということについて話したいと思います。

 

才能が芽生える環境

発達障害の有無に関わらず、全てのお子さんに言えることですが、

 

<興味を持ったこと>

 

から芽生えることが多いです。そのことがあまりにも好きすぎて夜も眠れない、そんな環境でこそ才能は芽生え、そして目覚めます。

 

そのため、親御さんの『これに目覚めて欲しい!』という思いだけで関わると、そのことにお子さんがなかなか興味を示さない、そんなことも起こりえます。

 

発達障害の方の才能が目覚めやすい方向性

とは言っても、お子さんがしたいことを与えてばかりいると、保護者としては受け入れ難い、ゲームや本人だけが理解出来るファンタジーの話しであったり、正直将来性に価値を見出しにくいものに夢中になったりします。

 

例えばその職業に就ければいいですが、鉄道に興味を持つ場合とかですね。

 

それまで周りとのコミュニケーションが苦手だったお子さんにとって、新しいコミュニティでも同じ興味を持つ人との出会いとしては、鉄道はありだと思いますが、これが職業であったり、何か価値を生み出すかと言うと保護者としては、『今だけ楽しければいいじゃない』と思えないところが、本音だと思います。

 

話を戻しますが、発達障害のお子さんの才能が目覚めやすい方向性とは、

 

<パターンが決まっているもの>

 

です。ゲームも自分だけのファンタジーも鉄道も、ある程度パターンが決まっているから、発達障害のお子さんにとっては面白いのです。

 

お子さんによっては、数学に興味があり、暇さえあれば問題を解いていき、数学オリンピックにまで至るようなお子さんも居られますね。

 

逆に

 

<臨機応変さ>

 

を要求されるものは苦手なわけです。そのため、もしその方向に進んで欲しいというものがあるなら、まずはその分野が<パターン化出来るものであるかどうか>をまずは考えて見て下さい。

 

特に、将棋や囲碁などは、手の先は無数に枝分かれしていますが、パターンが繰り返すものです。その先は数千、数万の手に分かれているとしても、瞬時にそのパターンの中から最善手を引き出せるのが、発達障害の一番の得意分野なのです。

 

将棋や囲碁だけに限らず、パターン化出来る、かつ生産性の高いものも世の中にはありますので是非見つけてみて下さい。

 

我が子の才能をどうやって開花させるか

一番はその領域に興味を持ってもらうこと。ただ、押し付けられるのは本来嫌いなのが発達障害の特徴です。

 

そのため、発達障害の治療と支援 生き方改革塾では、ご本人に選択の幅は与えつつも、保護者が『これに興味を持ってもらいたい』というものを、お子さんの環境の中に置くように進めています。

 

私ごとですが、私は本と、集中力トレーニングが身近にありました。

 

そこで速読やIQを高める訓練のようなもの(IQを高めるとは書けないので)を受けました。

 

結果本を読む速度は分厚いハードカバーの本なら3時間ほど、薄い文庫なら30分前後で読むことが出来るようになりました。

 

ちなみにこれは、同じことを発達障害の治療と支援 生き方改革塾のカリキュラム内で実践方法と一緒にご提供させてもらっています。

 

大事なことは、<これだけ!>という方法ではなく、いくつかこの分野で才能開花してくれたら嬉しいなと思いつつ、複数の選択肢を示すことです。

 

そうすることで、一旦は自分が興味を持ったものだからということで取り組むようになります。

 

またお子さんが興味を持ったことから始めてもいいと思います。

その場合でも、与える教材(本になることが多いと思います)をコントロールすることで、才能の方向はある程度コントロール出来るようになります。

 

もちろん伸び伸び子どもらしく、好きなものに興味を持ったものでという教育方針も素敵だと思います。

 

ただお子さんのしたいことだけが、その家族の幸せかというとそのあたりの判断は悩むところではないでしょうか?

 

そういった場合も入塾前相談でご相談いただけますので、詳しくはこちらをご覧下さい。

 

 

発達障害の「自分をマネジメントする」とは

発達障害の治療と支援の 臨床心理士の舩曳です。

 

さて、保護者からのご相談が多いことの1つとして、ご本人の衝動的な行動や、対人関係の躓きなど、『なんでうちの子は上手く出来ないのかしら?』ということをお聞きします。

 

いわゆる<適切な場面で適切に振る舞うための方法>ですね。

今回はそのやり方とコツについてお話したいと思います。

 

まずは正解を知る

まず発達障害の方にとって、社会的に受け入れられる方法というのは、当事者からは思いもよらないものであることのようです。もちろん全ての発達障害の方がという意味ではありません。

 

ただ、聞けば聞くほど、ご自身で状況を正確に読んで、それを正しく理解し、さらにその通りに行動するというのは、メモリをたくさん使ってしまう作業となるため、どこかにぎこちなさ、あるいは時間がかかる、最悪の場合は、一貫性がないという態度になることが多いです。

 

そのため、まずはモデルとして、「こういう場合はこうした方がいいんだ」ということを教えてあげる必要があります。

 

分岐点を知る

分岐点とは、その行動選択をする前のきっかけのポイントです。

 

例えば友人関係でぶつかってしまったときには、当事者の誤解があったのかもしれませんし、相手がこちらをからかってきて上手にその冗談を汲み取れなかった、一度に多くのことが同時に起こって、全てに対処が出来なかったなどが考えられます。

 

後から同じ【ような場面】に出会った時に、同じ態度で応じるためには、目で見て分かる、自分が正しい態度を取るべき分岐点を分岐点と認識する必要があります。

 

更に言うと、発達障害の方は、正確でかっちりしたものを好むため、融通が効きにくい場合があります。

 

上記の場合では<友人関係でぶつかった場合>とひとくくりにしたいのですが、ご本人からは、AくんとのトラブルはパターンA、BくんとのトラブルはパターンBと認識しやすいのです。

 

そのため、こういった場合にはご本人が多くを覚えずに済むためにも、

・分岐点は友だちとのトラブル時。トラブル時とは相手が怒った、自分がモヤモヤしている時。

・正解となる対処法は、一旦自分の感情は置いておき、正しい情報(この中には相手の感情も含まれます)を集める。その後、第三者(この人なら中立的に解決してくれると思える人)に情報を伝え、判断してもらう

 

ということになります。全部自分で解決しようと思わないことが大事なことです。

 

やりきるためのポイント

先程も伝えましたが、全部を自分で解決しようと思わないことです。

 

感情的になることで、後々不利な状況を生み出してしまうこともありますので、一旦自分の感情は置いておくこと、それこそ俯瞰して自分を眺めているような感覚を持てると一番良いです。

 

後で問題解決のために必要と思われる情報を集めておくこと、そのためには相手の言い分も重要です。特にこちらをいじってくるような相手こそ、何か思っていることがある(すぐにその感情を言わない方も居ますが、自分以外との接し方を見ているとヒントは見つかります)と信じて情報収集に務めた方がいいです。

 

どちらかというと自分を操縦している自分が居て、どうしたら上手く振る舞えるのかを、事前に教えてもらっている正解との共通点を見つけ、そのとおりやりきることが、発達障害を持つ方の現実的な対処法になります。

 

理想は自分を操縦している自分が居て、その操縦している自分が上手く振る舞えるように指示を出すので、その通りに動くという感覚が一番分かりやすいかと思います。

 

全てを自分で解決するのではなく、自分にとって臨機応変さを必要としない状況とするために、得意なところ(不変の事実や、客観的な情報を伝えること)を出来るだけ活かすようにしましょう。

 

 

 

発達障害のコミュニケーション改善の基本的な考え方

発達障害の改善と支援の生き方改革塾 臨床心理士の舩曳です。

 

発達障害の方の支援をする中で、「発達障害は脳の中枢神経系の機能不全による」という言葉はどこかで目にされたことがある言葉だと思います。

 

原因不明だが、一部回路が機能していない状態ということですね。

 

そんな中、やはり気になるのが、「この発達障害の状態は変化しないのか?治らないのか?」と聞かれた際、こういった説明をよくしているので、お話したいと思います。

 

脳の機能不全とは何か?

非常にシンプルに言うなら、本来繋がっているはずのところが、繋がっていない。あるいは、本来繋がってはいけないところが繋がっているということになります。

 

分かりにくいところもあると思うので、この図を見て下さい。

この図のように脳の中には、コミュニケーションに関するAとBという回路があるとします。

 

発達障害が全くない方は、このAとBが直結します。

発達障害を持っている方は、この回路が繋がっていません。

では、回路が繋がっていない状態(あくまで表現上、回路が繋がっていないと表現しています)であることが分かったら、どう対処したらいいのでしょうか?

 

他の経路を探す

例えば、今11時現在、大阪駅に居て、1時間後の12時までに、難波の高島屋に行かないと行けないとします。

普通に行けば、20~30分あれば大阪メトロの御堂筋線で余裕を持って行ける距離です。

 

しかし今日はマンが悪く、列車事故で御堂筋線は全線運転を中止しています。

 

そういう状況になったとき、みなさんならどういった対応をしますか?

 

「行かない?」「諦める?」「先方に列車都合で遅れそうな旨を伝える?」

 

色々な行動が考えられると思いますが、上記のように御堂筋線の復旧目処がいつになるか分からない状況であれば、JRで行く、東梅田まで歩いて谷町線に乗り、南森町で乗り換え、日本橋から歩くなど、

 

【他の経路を探す】

 

はずです。

 

はい、列車の事故による遅延と例を挙げましたが、発達障害の治療、改善にはこの考え方が必要です。

 

列車が今現在不通であることが分かった=診断で発達障害があり、脳に機能不全があることが分かった

原因は不明だが、そのルートでは予定時刻にたどり着けないことが分かっている=繋がっていない回路をどうこうするよりも迂回路がないか調べる必要がある。

実際に他のルートを選択して、動き始める=トライアンドエラー

 

通っていない回路を考えるよりは迂回路を考える

今の時代は便利なものでスマホが1つあれば、遅延があることも、場合によっては迂回路の提案もスマホ自体がしてくれます。

 

今回はコミュニケーションの困難さが、脳の機能不全になるなら、他の機能を使って、迂回路を作ればいい!と思いませんか?

 

無理に繋がっていない回路にこだわるよりは、多少時間はかかるかもしれませんが、早めに動き始める、予め困難に出会ったときにはこうするとルールを決めておき、ただその通りに動くだけで、発達障害の方の、突発的な自体が苦手というしんどさからは随分解消されることになります。

直接A→Bに行けないなら、A→C→D→E→Bにたどり着けさえすればいいのです。

そういう考え方のもとに作り出されたのが、

 

発達障害の改善と支援カリキュラム 生き方改革塾

 

です。

 

カリキュラムは今Webページに入れてもらっている最中ですが、カリキュラム自体は完成しているので、すぐにお渡しすることが可能です。

 

特にコミュニケーションの改善と、他では真似出来ない速読カリキュラムで本人の得意なことを伸ばしたり、自分の考え方を出来るようになるカリキュラムとなっています。

 

以前はまあまあな金額で販売させてもらっていたのですが、今回はかなり価格を抑えてご提供することが出来ました。

 

ただし人数制限を設けさせてもらっています。

こちらからご確認下さい。

発達障害ベースの不登校・引きこもり拒否治療

生き方改革塾 臨床心理士の舩曳です。

 

発達障害のうち、ADHDやASDを背景に持つ不登校や引きこもりのご相談も多く、受けるので、今回は治療で行っていることを説明したいと思います。

 

原因

発達障害を持つお子さんの場合、不登校や引きこもりになるリスクは、他のお子さんに比べ、高いと言えます(もちろん全ての発達障害が、そうなるという意味ではありません)。

 

その理由として

1.学校の勉強についていけない(板書している間に、次の内容に移っている、聞きながらメモを取ることが難しいなど)

2.友人関係などの対人関係の躓き

3.学校をサボることのメリットを知ってしまった

が挙げられます。

 

1つの項目だけで、不登校になる理由となる場合もありますし、行きたくない理由が複数に渡ることもありますが、

 

それぞれ対処法と、治療アプローチについて説明をしたいと思います。

 

勉強についていけない

聞きながら書くことが難しかったり、板書をするときに、文節(「おかあさんに雑巾を用意してもらう」)ではなく、「お」「か」「あ」「さ」「ん」「に」というように、1文字ずつを書き写すため、遅くなるお子さんが居られます。

 

授業についていくことは困難で、板書だけで精一杯です。

 

大人であれば、写メを撮るだけで終わることが、学校では板書は『手で書き写すこと』を強要されます。

 

こうなると、板書は諦め、後から何かの形で補う方法を考える方が現実的です。というのも、学校によっては、一番遅いお子さんに合わせてくれるところもあるかと思いますが、授業のスピードとして、板書にそこまで時間を割くことが出来ない学校も一定数あるからです。

 

可能な範囲だけノートを取るようにし、残りは後から先生に聞く、特別学級を利用するなどして、無理に頑張らないようにしましょう。

 

また近い将来、学校の授業は板書が苦手な子のために、録画や動画配信などをしてくれる時代にはなると思います。

 

対人関係の躓き

これは発達障害の有無に関わらず、起こりえます。

いじめ・いじめられだけではなく、なんとなく浮いている気がする、友だちが作りにくいなど、学校に行きたくなくなる理由は様々あります。

 

ただでさえコミュニケーションが苦手なお子さんが多いので、周りに合わせて臨機応変に応答したり、休み時間に共通の遊びをすることは、当事者のお子さんにとって非常にエネルギーを使います。

 

いじめなど明確な原因があれば、まだ対処も可能ですが、上記したように「学校に明確に原因があり行きたくない」よりは「学校に積極的に行く理由がない」ということも、モチベーションという意味で、問題の根が非常に深いです。

 

後述する、学校をサボるメリットを知ってしまったとも関連しますが、学校に行かなくても別にいいという状況を生み出さないためにも、まずは対人関係については、お子さんも保護者の方も学校に多くは期待しないようにしましょう。

 

少なくとも保護者の方は『学校は友だちを作るところ』という幻想は捨て、お子さんが達成感を持ちやすい目標を持てるように考えましょう。発達障害の方の中には一定数、頑張ったら勉強出来るようになる子も居るため、お子さん自身がペースを掴むまでは、宿題を一緒にするなどじっくり長期スパンで考えることも必要です。

 

学校にサボるメリットを知ってしまった

ADHD然り、ASD然り、これが一番の問題です。

 

学校に行っても行かなくても起こる結果が一緒ということを、一度知ってしまうと、「なんで学校行かなくちゃあかんのん?勉強もついていかれへんし、友だちもおらんし、先生は話を聞いてくれないし」ということになりやすいです。

 

特に共働き、シングル等で、保護者は家を出る時間が決まっている場合や、帰ってくるのが遅い場合、『じゃあお母さん会社行くから、学校にちゃんと行くのよ』と言ったところで、サボることの旨味を知ってしまったお子さんは学校に行く習慣を継続することが難しくなります。

 

よくご相談を受ける内容で気になるのが、お金を払って医療やセラピー、カウンセリングに任せれば、保護者は何もしなくてもよいと思っている場合です。

 

医療では薬、セラピーやカウンセリングではメカニズムやお子さんにとっての学校に行くメリットを噛み砕いて説明することは可能です。ですが、月に1時間その子と会うセラピストよりも、月に29日と23時間一緒に過ごしている保護者による環境調整からの方がたくさんの影響を受けるのは極自然なことです。

 

特にサボることのメリットを知ってしまった背景には、

・学校はしんどいところという思考から切り離せないという発達障害独特の思い込み(気質)

・父性の存在が希薄(=自律性が弱い)(性格)

実際の父の存在よりも、父性が弱いご家庭だと、正しいことは正しい、間違っていることは間違っていると諭す自律性が育ちにくいです。そのため、どうしてもしなくてはいけない感覚や、しんどくてもすべきものはするという感覚が弱くなります。

・保護者が家を出るまで逃げ切れば勝ちという感覚(性格+環境)

という3つの要因が考えられます。

 

特に父性の存在が希薄な場合は自律性そのものが弱いために、楽な方、楽な方へと逃げるようになります。

 

しんどいことには立ち向かう必要もなければ、逃げていても衣食住はなんとかなるという思いが積み重なり、不登校や引きこもりになる傾向が強くなります。

 

発達障害であっても、自律性が育つ家庭では、不登校になるリスクは減らすことが出来ます。

 

また逃げ切れば勝ちという感覚は、よくお子さん自身のせいにされることが多いですが、よくよく聞くと実際に父が単身赴任、母も働いていて、お子さんと向き合うことを避ける傾向があるご家庭では、ご家庭そのものの考え方が、この「逃げ切れば勝ち」という思考になることが多いようになるようです。

 

そのため、治療構造を作るためには、学校に行かなかった日は、ゲーム、スマホ、TVやパソコンなど娯楽関係は電源が入らない状態にするくらいのことが必要なのです。

お子さんが学校に行かなかった場合には、保護者は上記娯楽を全部会社に持っていくくらいの覚悟が必要です。

 

そうです。

先程言った、学校に行った場合の結果(帰ってきたら思う存分ゲームが出来る)と、学校に行かなかった場合の結果(登校しなかったら、その日は娯楽がない)が一目瞭然で分かることが必要なのです。

 

もちろん病気などやむを得ない事情もあるでしょうが、そういった場合はそもそも娯楽をしている余裕などあるはずもなく、療養をしているのが当たり前です。

 

子どもとは、ともすれば低い方向に流れる傾向があります。特に父性の存在が希薄ならなおさらです。

 

この話を聞くと、

『難しいですね』

とか

『面倒ですね』

と、たまに保護者から返って来ますが、それはお子さんが誤学習するまで、構造化しなかったためとご理解下さい。

 

特に発達障害を持つお子さんにとっての世界の見え方は、自分に対して否定的であり、逃げ道を探そうとしたり、この世界に絶望していたりします。

 

その中で頑張れる子に育つためには、世界を見えやすく、分かりやすく目に見える形で構造化することが必要です。

 

各御家庭によって事情はあると思いますが、不登校、引きこもりには本人だけの発達障害だけではなく、その他にも要因があり、保護者である我々のあり方にも影響を受けている可能性があるということを、是非知っておいて下さい。

 

自信を持つには

生き方改革塾 臨床心理士の舩曳です。

 

失った自信を回復させる方法について今回はお話ししたいと思います。

 

なぜ人は自信を失うのか

幼少期の母子関係から、成功体験の乏しさ、発達障害の影響など原因は様々言われていますが、原因を過去に求めると、過去の出来事は変えられないため、自信回復のためには視点を変える工夫が必要だと言えます。

 

セラピーやカウンセリングで扱うものは、「(過去は過去として受け止めた上で)今ここで」起こっている感情ですし、同じく受容されつつ「じゃあ次に自信を持ちやすくするためにはどうしたらいいのか」ということを扱っていきます。

 

原因という悪者探しをするだけではなく、一緒に改善方法を提示していくことも、大事なことです。もしあなたが今仮に自信回復のための支援を受けていて、原因探しに終始している場合には、セラピストやカウンセラーに「じゃあどうしたら自信回復出来ますか?」と次のステップも確認しながら進めていきましょう。

 

自信回復のために

自己実現の項目ではよく出てくる、自信回復のためのファーストステップですが、

 

 

【目線を下げる】

 

ことをご提案しています。

 

例えば子育てで自信を失っている方に対しては、怒らないことよりも「怒った後に、褒める(注:怒った後にごめんなさいを言えたら褒めてあげることは、難しいことではありません)」ことを提案します。そうすると怒った後からでも、キャッチアップ(フォローすること、追いつくこと)が出来ますので、怒ってしまった体験だけではなく、「怒った後にフォロー出来た成功体験」として、自己イメージを高く保つことが可能になります。

 

また仕事で失敗続きで自信を失っている方の場合には、マインドとして、「その上手く行かなかった方法を当時の自分が選択したのは、次に同じ失敗で取り返しがつかなくなったかもしれない。その可能性を早めに洗い出せた」と考えるようにします。そのうえで、次に同じ失敗を繰り返さないための原因分析をしていきます。

 

まずは失敗に対するポジティブな意味付けをしていくことが重要であると考えます。

 

自信回復のための仕込み

青学の長距離マラソンの原監督は「ランクを下げる」ということを言っています。

補足すると、「最終的な目標は変えなくてもいいので、期限を決め、それに合った目標を設定する」ことが重要だと、原監督は説いています。

 

成功体験が自信を作り上げるため、高い目標を掲げ失敗するよりは、小さな目標に分けることで、達成可能な目標にしていくことがとても重要です。

 

長い目では、エベレストに登る目標を立てることはいいですが、期限や今の自分では達成が難しそうと感じた際には、まずは富士山を、富士山で厳しければ、金剛山(関西圏で山登りで有名な山です)をと目線を少しずつ下げていくことが重要です。

 

そして原監督より一歩考えを進めて(原監督は自信を持つための初心者に対する教えとして上記を説いたのであり、上級者にはこの話をしていると思われます)目線を下げることを次のスモールステップに分けるでお伝えしたいと思います。

 

自信を持つためのスモールステップ

上記したランクを下げるとは、期限を決めたなら、その間に達成可能な目標にすることを指します。期限に合った、それこそ身の丈にあった目標設定がランクを下げるです。

 

 

今回お伝えするスモールステップはもう少しその先の話しです。

 

例えば30才までに結婚するという目標は、相手があってのことなので、あまり望ましくありません。

 

ここでのスモールステップとは、結果ではなく、

 

【自分が出来る行動に焦点を当てる】

 

ということです。

 

望ましい成果(例えば結婚)とは、その成果を出すための行動全て(結婚の例であれば、身なりに気を使う、髪型に気を使う、自分に似合うメイクを考える、出会いの数を増やすなど)をやり続けた結果起こるものです。

 

営業でいくらうまい営業マンでも、一発でうまくいくものではありません。

アポの取り方から、その時に事前に話した仕込みトークであったり、当日の自分の振る舞い、クロージング等全てのことが影響して、その成果に至ります。

 

そのため、目標をスモールステップに分ける上で、成果に至るために自分の行動が明確かどうかというのも1つのポイントとなります。

 

「頑張る」とか「数を当たる」はファジーであり、行動に落とし込めていないがむしゃらな行動は、決して自信には結びつかないことを是非知っておいて下さい。

 

ランクを下げるのではなく、自己実現のために自己分析、特に結果に至る行動について、きちんと考え、その行動を明確とし、継続することが自信を持つためには必要となります。

 

そういった自信を持つためにも自己実現は非常に有効な方法なので、是非行動に落とし込むようにして下さい。

 

これらの内容については、動画の中でも扱っていますので、こちらも参照して下さい。