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未来の自分に指示を出す

2017.12.24

発達障害のお子さんは、例えばADHDと診断されていても、どこかしらASD(自閉スペクトラム症)の要素を持っていたり、逆にASDであってもADHDの要素を持っていたりするものです。

 

今回はよくご相談を受ける、よく物を忘れてしまうということについて、お答えしたいと思います。

 

発達障害のお子さんはなぜ忘れるのか

そういうものだからと言ってしまうと身も蓋もありませんが、ですが真実を一言で表すなら、そういうものだから、です。

 

ですが、もう少し詳しくお伝えします。

 

発達障害の大きな原因でもあり、理由でもあり、難しさでもあるのは、<メモリの小ささ>です。

 

メモリとは、パソコンやスマホ等で言われる、同時に処理出来ることの容量、を指します。

 

例えば、写真データよりも、動画のデータの方がたくさん容量を使いますよね?

これは、動画では、パラパラマンガであるかのように、写真データをたくさん保存しており、さらに音声データも合わせて保存しているからです。保存するデータの中には、『この画像の時に、この音声を流す』というように、画像と音声の整合性というものも含まれます。

 

これらを同時に処理しようとしたら、大変なので、誰しもあるように、発達障害の方は端折るのです。

 

端折るとは、『自分にとって必要と思った情報だけ』残って、他は綺麗サッパリ消去してしまうのです。

 

つまり、メモリ(同時処理で出来る容量)が小さいから発達障害のお子さんは忘れてしまう、ということが言えます。決して記憶力(記憶領域)の問題ではないのです。

 

対処法

こんな時代なので、スマホを含め、機械は非常に優秀になっています。

グーグルアシスタントというアプリを使えば、『OKグーグル、6時半にアラーム』と言うだけで、スマホ(Androidのみ、iOSは未確認)は認識し、翌朝の6時半に起こしてくれます。

 

つまり、苦手なことは機械にやってもらったらいいと考えています。

 

同じ要領で、カレンダーアプリを使えば、未来の自分に指示が出せます。

 

学校場面では難しいかもしれないですが、宿題があるなら、ノートに書いたものを、帰りの電車の中で、自宅に着く頃に宿題の科目とページがカレンダーに表示されたらいいだけですし、必要なものがあるなら、親御さんと会いそうな時間にカレンダーが通知される、または今すぐLINEで親御さんに「○月○日までに○○が必要だから用意して」と送ればいいわけです。

 

要は長期記憶に頼るくらいなら、機械やアプリを上手に使う方がいいということですね。

 

ただこれは、実際そのお子さんに困り感があり、また機械をある程度使えることが前提になっています。今後スマホ含めデバイスはもっと使いやすくなるかと思いますが、まずは基本的な機能を使えるだけでもいいので、必要以上に避けるのではなく、まずは抵抗がなくなるよう、日常的に困ったことを解決してくれるアイテムと認識してくれるようには使いこなせるようにしていきましょう。

 

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