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発達障害にとっての「継続は力なり」

2017.12.26

カウンセリングで境界性人格障害(BPD)の方の治療でも「継続すること」の大切さは説明するのですが、今回は発達障害の方における「継続性の意味」をお伝えしたいと思います。

 

ここが腑に落ちるとお子さんの能力が一気に開花する可能性が高いですので、是非覚えておいて下さい。

 

すべきことを好きになる

一般的にはこちらの話をさせてもらうことが多いです。要は、

すべきこと(勉強や登校など)を好きになることの重要性

を伝えているのですが、発達障害のお子さんがこれをするためには、

 

①そのことを「自分がすべきことだ」と認識している。

②すべきことのことをよく知っている。

③すべきことの適切なやり方を知っている

④継続することの意味や継続後の姿をイメージ出来ている

 

が重要になります。

もちろんそこまで知的に高く、自己コントロールが一定出来る方も居られますが、一気にここまで要求をされることは、お子さんにとってのプレッシャーになるので、控えましょう。

 

ただ一般的には継続性に必要なことは、「すべきことを好きになる」、そのためにはとことんまで調べたり、極めようと思うこと、ここが大事であるとお伝えしています。

 

ハマっていることが好きなこと

今回発達障害のお子さんに対してお伝えしたいのは、今ハマっていること、寝食を惜しんでしているところに、お子さんが突き抜けるヒントがあるということです。

 

これは体験した人は分かると思いますが、夢に見るまで考えてハマっていること、それが専門的な研究であっても、部活であってもそこまでハマれるものは、かなりの部分でそのお子さんの発達障害の部分と響き合っているということです。

 

後に、その特殊技能の「見せ方」についてはお伝えしますが、まずは今ハマっていることがゲームであったり、マンガであったりするかもしれませんが、とことんまで、そのことを考えるようにさせてあげて下さい。

 

ただゲームであれば、【攻略情報】などは、情報を受け取る人からしたら、喉から手が出るのど欲しいものになりますし、マンガも単に読むだけではなく、その設定を膨らませたらどうなるのか?同時進行でこんなことが話として進んでいたら面白いなと思うものを、空想して膨らませていくのです。

 

そうすることで、お子さんの考えは単なる知識や空想だけにとどまらず、相手に伝えるための思考へと繋がっていきます。

 

ハマっていることを継続する

最初にお伝えしたように、すべきことを好きになり継続させるという、「社会に我が子を合わせること」が本来の意味です。

 

ですが、発達障害の方の固さは、その調整が出来ないから、社会適応する上で悩まれているわけです。

 

ですので、一度頭を切り替え、『自分のお子さんの一面を切り取り、それを社会が欲しがるように調整する』考え方をしてみてください。

 

そうすることで、お子さんがハマることも承認出来ますし、極めることも出来るようになっていきます。

 

一方で注意なのですが、寝食を惜しんでするということは、他の学校に行くことや授業中に寝ないなど、他の生活リズムを削る可能性があります。

 

その最小限のことは当然した上で、その上にハマれるものを見つけ、継続していくことが、発達障害の方にとっての継続性に繋がっていくのです。

 

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